沖縄の守り神「シーサー」は人気者

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笑顔のシーサー

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沖縄一有名な守り神「シーサー」

沖縄といえば、シーサーを思い浮かべる人も多いはずです。

沖縄において、シーサーはただの狛犬、獅子をかたどった置物ではなく、魔よけの守り神です。沖縄に古来から生きていた生き物や妖怪の類でもありません。

「結局、犬なのか?ライオンなのか?」と聞かれることもあるのですが、私はもう「シーサーです!」と答えることにしています。それで何故か納得してもらえるくらいに、シーサーは沖縄のもの(?)として知られています。

近年、このシーサーを愛嬌たっぷりなデザインにして癒し系グッズとして扱われている場合もありますが、元々は災いを退け福を招き入れるという意味のある守り神。その意味をわかって贈り物にはしてほしいなぁと思います。

・・・とは言うものの、私の知人の韓国人の女の子はシーサーが可愛いと言ってシーサーグッズをおみやげに大量に買って国に帰っていきました。時代が違うんでしょうか(笑)。

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シーサーの起源

沖縄県の八重瀬町には沖縄最古のシーサーがあり、これがシーサーの起源であるといわれています。

このシーサーは旧・東風平(こちんだ)町の富盛(ともり)という地にあるシーサーです。

このシーサーにまつわる伝説があって、この富盛という村が何度も火事に見舞われた時期が17世紀の終わり頃にあったそうです。それで村人が風水師に相談したところ、「村の近くに火山(いわゆる火山ではなく、風水的に火を招く山)があるから火事が起こる。シーサーを作ってその山に向けておけば、災いから逃れることができる」と言われて作ったものが最初のシーサーなんだそうです。それから、村では火災がぴたりと止んだとか。

そのシーサーは、今も八重瀬岳に睨みを利かせています。

戦時中にたくさんの銃撃を浴びながら兵士たちの盾にもなったため、体にはたくさんの銃痕があるそうです。それでも壊れることなく、今も人々を守り続けてくれています。

シーサーの形状、置き方

シーサーには、決まった置き方があります。
とはいえ、必ずしもこれを守らないといけないとか、そう置いてないものはいけないということではありません。

上記の富盛のシーサーのように、元々は単体で置かれるものでしたが、時が流れるに連れてニ匹を一対として置くことが増えてきました。これはおそらく、守り神として門に設置する際に、二匹置いた方がバランスがよかったからではないかと思います。仏教の阿吽の影響を受けてか、口を開けた方を向かって右側に、口を閉じた方を向かって左側に置きます。口を開けた方がオスで、口を閉じた方がメスと言ったりしますが、左右も雌雄も逆の場合も多く、定説がありません。

ちなみに、シーサーはケンカしないらしく、何対置いても大丈夫だそうです。

シーサーは門の上に設置したり、床の間に設置したり、屋根の上に設置したりしますが、外に設置する際は台風や雨風にさらされますので、コンクリート用のボンドやテープで接着することをオススメします。時々、設置が甘かったものが台風の後に落ちて無残に割れているのを見かけます。通りに落下したり、破片が散らばっていると危ないので、そうしたことが無いように設置は頑強に行なってもらえたらと思います。

シーサーに関するちょっとした話

■金持ちが設置するもの
昔は貴族だけがシーサーを家に置いていたといわれています。

元々、瓦を作った材料の余りで作ったのが始めと言われており、瓦と同じように赤土だけで作ったり、釉薬などを混ぜて陶器のように作ったりしていました。最近は粘土などで簡単に作って色をつける場合も多いですが、やはり伝統的なシーサーは陶器で作られていたり石を彫り込んで製作されています。

かつては、一般の民衆は瓦屋根の家を作ることが許可されておらず、一部の裕福な人々だけに許可されていました。そのため、一般の人々にはシーサーを作る機会も置くところもなかったのです。

明治時代に入ってから、一般の民衆にも許諾されるようになって、男性たちはよく働いて稼いで、瓦屋根の上にシーサーを乗せることが「できる男」の証になっていきました。

 

■着せ替えシーサー?
最近は癒し系キャラクターとしてもその実力を見せつつあるシーサーですが、時々、いろんな服を着せられているのを見ます。

街中ではクリスマス前はサンタ服を着せられていたり、観光地では琉装を着せられたり、海に行けば海パンにサーフボードを持っていたりするのを見ます。

おみやげ品としても、キティちゃんやルフィの服になっていたりもして、着たり着られたり忙しいのが人気者の辛いところだなぁと思います。

 

■利きシーサー?
シーサーも守り神とはいえ、人間が作る工芸品ですから、当然、作家さんがいます。
見る目の肥えた人は、シーサーの顔が分別でき、その顔の造りから作家さんを言い当てることもできるそうです。

そして、「どこどこのあのシーサーが一番カッコいい」「いやいや、どこどこがカワイイ」「~さんの家とウチの家のシーサーは多分兄弟だ」というようなシーサー談義が終わることなく続いて行くそうな。

管理人は修行が足りないため、よっぽどでないと同じ顔にしか見えません・・・。

■沖縄県庁のシーサー
沖縄県庁には、正面の外から見える位置にシーサーが置いてありますが、皆、微妙に見ている方向が違います。

これは「沖縄の全部を見渡して守っているよ」という意味なんだそうです。へぇ~。

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【参考】

Wikipedia 「シーサー」

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