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沖縄の島コショウ「ピパーチ」がお土産でも人気に

「島コショウ」の「ピパーチ」をご存じですか?

G-0007 ピパーチ(ヒハツ)30g
最近、国際通りのお土産屋さんでもピパーチが増えてきました。

通称「島コショウ」と言われるこのピパーチ、実はすごい健康効果があるということでメディアに取り上げられ、そこから大人気商品になっていると言います。

沖縄は日本でも数少ないこのピパーチの産地。
お土産品でも、ネットでの購入でも、ピパーチの需要が高まっているそうです。

ピパーチ人気の理由

ピパーチ人気の最大の理由は、おそらく「痩せるから」です。

ピパーチは「ヒハツ」という植物で、沖縄で育てられているのは「ヒハツモドキ」という種類のものらしいのですが、そのヒハツには優れた血行促進効果があるそうです。

昔、痩せるということで七味唐辛子が流行し、「マイ七味」を持ち歩く女子高生も多くいたそうですが、ピパーチ(ヒハツ)も同様に血行を促進して新陳代謝を活性化し、ダイエットに有効なのだそうです。

また、有効成分の「ピペリン」は、効果がゆっくりで、毛細血管を丈夫にしつつ毛細血管を拡張する働きがあり、そのために末端まで血行が良くなるそうです。冷えに悩む人に特に有効なのだとか。

↓↓ 参考になりそうな動画見つけました。

沖縄の地元人は肥満に悩む人も多くなっていますが、冷えはあまり多くない、かな。

ピパーチの風味と使い方

ピパーチ、私も何度か口にしたことはありますが、東南アジア系の料理で口にしたことがありそうな味のスパイスです。

コショウというよりも、ブレンドされたスパイスのような、まろやかというか、いろんなな味がするスパイスだなと思っています。

沖縄では、八重山そばやジューシーにピパーチを入れて食べることがあるとのことですが、個人的にはトウガラシと好みで分けてる(代用?)のかなという印象です。ただ、スパイスを入れると味がしまるので、好きな人は好きでしょうね。中身汁に入れても美味しいですし、フライ系の衣に味付けとして入れるのも良いと思います。

沖縄のスパイスに期待

実は今、沖縄ではスパイス屋さんが増えてきています。

沖縄県産のものばかりではないのですが、沖縄は今や日本だけでなく、東南アジアの玄関としても訪れる人が少なくありません。中南米やヨーロッパからの観光客も増えており、そういった海外の人々には東南アジアで取れるスパイスは興味深く見えるようですね。

海外勢に負けず、沖縄のスパイスも頑張ってほしいと思います。

興味のある方は、以前に書いたスパイスについての記事もご覧ください。

沖縄には薬草がいっぱい

沖縄には薬草がいっぱい

クワンソウ

 

沖縄といえば、内地(本土)とは違った自然環境から、独特の生物が生息していることが広く知られていますが、亜熱帯という自然環境の中で育った植物には多くの薬効を保有するようになったものもあります。

現代はいろんな病気がありますが、沖縄の多くの薬草たちは健康食品やサプリメントなどで注目されていて、多くの人々の健康維持・増進のために役立てられています。

そんな薬草を利用した商品も沖縄のおみやげとして、特に中高年齢層が相手であれば非常に喜ばれます。いくつかをご紹介しましょう。
 

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長生きできる?「長命草」

 

 
「一株食べると、一日長く生きられる」というところから名前がついたと言われる長命草は、ボタンボウフウという和名のある植物です。長寿につながる薬草として、沖縄では昔から「長命草(チョーミグサ)」と呼ばれています。

いかにも薬草な感じのネーミングですが、普通にスーパーや八百屋さんに並んでいることもあり、家庭によっては普通に食事に混ざっていることもあります。

そんな長命草は、昔から滋養強壮に効果があると言われていて、今は特に活性酸素のダメージを抑制する抗酸化成分の作用が抗がん効果が期待できると言われ、また頻尿などの泌尿器系のトラブルにも効果があると言われています。

その他、高血圧、動脈硬化、神経痛、リュウマチ、鎮咳、鎮静、利尿作用、感冒、咳止めなどの効果が期待できるそうです。

これだけ効果があれば、確かに長生きするしかありませんね。

 

「命の薬(ぬちぐすい)」の代表格「ハンダマ」

 

 
沖縄料理店に行くと見かけることも多い「ハンダマ」ですが、何のことやらと思う人も多いでしょう。ハンダマは和名では「水前寺菜」とも呼ばれることがあるようですが、沖縄ではハンダマは一般的な野菜としてよく食べられています。

ハンダマはおひたしや天ぷら、サラダなどで食べることが多く、ぬめりが加熱すると出てくるという独特の食感と、葉野菜であるのにやや紫色をしているという特徴を持っていて、サラダなどに色を与えてくれるので料理にも使いやすい素材です。

実はハンダマの紫色はブルーベリーなどにも見られるアントシアニンという色素(ポリフェノール)で、高い抗酸化作用を持っていて、目の疲労回復や眼病予防に効果の高い成分です。

鉄分も多いので、貧血予防にも効果的ですし、「血の薬」と沖縄では昔から呼ばれていました。

低血圧、めまい、貧血、頭痛、不眠症などへの効果が期待できるため、薬膳で多く取り入れられています。

 

初めて見ると驚く「黒人参」

 

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その名前の通り、黒い人参。
一度見ると、人参のイメージが完全に変わります。

人参のような栄養素に加え、アントシアニジンやポリフェノールといった栄養素を多く含んでいて、美容や健康にも大きな効果を発揮してくれるそうです。沖縄でも栽培がされていて、サプリメントや健康食品も多く出てきています。

抗酸化作用、腎機能の強化、目の健康増進、心臓病、アンチエイジングなどの効果があります。薬膳の世界では、黒い食べ物は腎臓に良いとよく言いますが、やはり例に漏れず腎臓の機能を維持・改善する効果が高いそうです。

 

「てーげー」気分にしてくれる?「クワン草」

 

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クワン草はオレンジ色の花をもったきれいな植物ですが、根から花まで残すところなく食べられるという優秀な薬用植物。

興奮やイライラとした神経を押さえてくれる効果があり、また補血作用や滋養強壮にも効果があると言われています。沖縄の人は「てーげー(適当。気楽)」という感覚を非常に好みますが、まさにてーげーにしてくれる薬草です。

沖縄では不眠症にも有効という話が昔からあるのですが、科学的には裏づけらしいものがないらしいです。マウスによる実験では睡眠時間が伸びるのは確認されているそうですが、それだけでは不眠症への効果があるとは言い切れないのだとか。

ただ、それを除いても多くの効果を期待できるとして、様々に用いられています。

 

最も有名なのはやはり「ウコン」

 

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沖縄の薬草としてもっとも有名なのはやはりウコンでしょう。

いわゆるターメリックとも呼ばれるものですが、高い抗菌作用があり、肝臓や胃腸の働きを助け、機能の向上を促す効果があります。結果、滋養強壮などの多くの病気に効果があるとされていますし、アルコールの分解能力もアップします。

胃炎、蓄膿症、肺炎、肝炎 、腎臓炎、胆のう疾患、黄疸、血尿、婦人病、抗酸化、生活習慣病など様々な薬効がありますから、特に現代人にとても有効な薬草です。

ウコン茶や、料理のスパイスとして様々に使うことができます。

 

沖縄の薬草がすごい理由

 
薬草というのは、それ自体が非常に強い生命力を持っているのが特徴です。

いわゆる薬草と言われるものは、過ごしやすい地域ではあまり育たず、過酷な環境の中で生存するのが特徴です。ですから、人間が食事などで摂取する際にその豊富な生命力を取り込むことができ、様々な病気に効果を発揮するのです。

年中を通して気温が高い沖縄ですが、人間には過ごしやすい面もありますが、植物たちにとってみれば、長期間にわたる強い日差しと、そして激しい雨や、年に何度も訪れる台風との戦いは避けられません。その中で培われた生命力は、まさに「命の薬(ぬちぐすい)」となって私たちに作用してくれるのです。

疲れやすい、年齢の影響を感じる、気になる病気がある、そういった場合は、沖縄の自然が生んだ薬草たちを摂取してみると良いかもしれませんね。
 

沖縄の特産品と言えば・・・「黒砂糖(黒糖)」

沖縄の特産品と言えば・・・「黒砂糖(黒糖)」

沖縄の特産品と言って思い浮かぶものは多いと思うのですが、その中でも特に有名なものに黒砂糖があります。最近は黒糖という表記の商品も増えていますが、こちらは言わずと知れた、サトウキビから作られる茶褐色の砂糖のこと。

沖縄では多くのサトウキビ畑が見られるのですが、このサトウキビから搾り出したばかりの糖蜜を固めるとより黒っぽく見えるのでそう呼ばれるようになったそうで、黒砂糖、もしくは黒糖というのはサトウキビ由来の砂糖だけが名乗ることができる商品名なのだそうです。

沖縄ではこの黒砂糖が、お菓子や料理に使われる調味料として、またそのまま固めたものをお菓子として食べられています。あまりにも普通に目にする食品でしたから、私は東京のスーパーで健康食品の棚に黒砂糖が並んでいたり、デパ地下で販売されているのを見て驚いた経験があります。

黒糖の定義

本来、黒砂糖はサトウキビの絞り汁を煮詰めたものとして、原材料表示はサトウキビだけが示されることになっています。

一時期、加工黒糖や粗糖(ザラメ)に糖蜜を混ぜた再製糖が「黒糖」として販売されていたことがあり、黒砂糖と違うものであるかのように誤解を与えるとして、消費者庁より黒糖と黒砂糖は同一のものという見解が示され、サトウキビを原料として使用しないものに「黒糖」の表示ができなくなりました。

ちなみに、コーヒーや紅茶に入れるブラウンシュガーという砂糖がありますが、これは黒砂糖よりも明るい茶色で、糖蜜を残して精製した他の種類の砂糖であり、黒砂糖のことではありません。

黒砂糖の栄養成分と健康効果

沖縄では古くから食べられていた黒砂糖ですが、健康志向やマクロビオティックのブームによって近年非常に注目を集めるようになりました。

その理由は、精製していないことによって、カリウムやカルシウム、鉄など、天然のミネラルがそのまま残っていて、かつ砂糖の中でも最も糖分の割合が低いのだそうです。通常、精製された砂糖ではミネラル分は苦味の元になるために取り除かれ、ほぼ糖質のみとなるのですが、黒砂糖ではそのまま残っているので、甘い中にも苦味を感じることもあります。

実は黒砂糖にはいろんな健康効果があることがわかってきています。

たとえば、黒糖はブドウ糖が腸で吸収されるのを防ぐ効果があるためにダイエットにも良い効果があり、また血中のコレステロール値や中性脂肪の値を下げる効果があるので血行改善にも有効です。

また、黒糖に含まれるオリゴ糖には腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌の増殖を抑える効果があるため、腸内環境を整えて排泄を促す効果もあります。

その他にも美肌効果や骨を丈夫にする作用など、いろんな健康効果が期待できるそうです。

そのため、マクロビオティックでは白砂糖を全て黒砂糖に置き換えるように指導しているという話を聞きました。全然知りませんでした。

沖縄ではこう使う

沖縄では、黒砂糖はそのままブロック状に固めたものを食べる、というのが基本的な食べ方です。部活動の差し入れなどにも多い黒砂糖は、足が吊るのを防いでくれるカリウムや、疲労回復に効果的な吸収されやすい糖分を豊富に含んでいるので、運動中や直後の栄養補給に最適です。

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また、お菓子作りの際に甘味料としても使われます。沖縄の人であれば、ちんびんやポーポー、タンナファクルー、ムーチーなどに入っているのをよく見かけるでしょうし、沖縄に訪れたことのある方でしたら、黒糖サーターアンダギーや、黒糖カステラ、黒糖ドーナツ棒などで見たことがあるのではないでしょうか。黒糖バームクーヘンなども最近は売られていますね。

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個人的に一番注目しているのは黒糖とそら豆をミックスしたおやつなのですが、一度食べ始めたらなかなか止まらないので、これはぜひ多くの人にも食べていただきたいと思っています。

精製された白砂糖などと比較すると若干溶けにくいですが、飲みものに入れて飲むこともできます。紅茶に入れると独特の風味が出ますし、ミネラルの補給もできるのでオススメです。また、お茶うけとしてカフェなどで出てくる場合も少なくありません。

 

黒砂糖に関する話は尽きないのですが、黒砂糖の価格は一昔前と比べて大きく下がっていて、サトウキビ農家も大変なのだそうです。

今後、TPPの内容次第では砂糖の価格も大幅に下がることが予想されるため、沖縄のサトウキビ農家や黒砂糖関係者もその影響が少なからずあるだろうと推測されます。沖縄の特産品としてしっかり守られてほしいと心から思っています。

沖縄の県産野菜「島野菜」はいろいろスゴイ!

沖縄の県産野菜「島野菜」

ゴーヤーチャンプルー

 

沖縄は、独自の気候や風土によって生育する果物や野菜がまるで違います。

マンゴーやパイナップルなどの南国フルーツが盛んに栽培されているのは非常に有名ですが、一方で野菜はゴーヤーくらいしか有名にはなっていません。

しかし、地元の沖縄では盛んに「島野菜」が販売されていて、レシピと共に沖縄中で販売されています。そして現在、生産、加工、流通・販売までを一貫して手がける六次産業という産業の取り組みが沖縄では盛んに行われているのです。

沖縄の島野菜でアンチエイジング

沖縄の島野菜は近年になってその健康効果が大きく注目されるようになってきています。というのは、その抗酸化作用がアンチエイジングに効果的だと見られているからです。

一般的に、人間にとって酸化というのは老化とほぼイコールであり、抗酸化作用のある食物はこの酸化を防いで細胞の老化を遅らせる効果があると言われています。

沖縄が健康長寿を誇っていた時期、沖縄県の多くの人は高齢者を中心にこうした島野菜を積極的に食べていたと言われています。

沖縄県は日本でも特に日光が強烈な地域だということで有名ですが、普通、植物というのは強い日光にさらされるとしなびていって、枯れてしまうものです。しかし、そんな厳しい環境の中でも青々と健康に育ち、そしてみずみずしい葉や実をつけることができるのは、そうした抗酸化成分を植物たちが体内に持っているからなのです。

ですから、そうした食物を摂取することで、体もしわしわと枯れてしまう、老化状態を防止することができ、若さを保つことができる、というわけなんですね。

沖縄の島野菜にはどんなものがある?

沖縄の島野菜は、非常に多くの種類があるのでここでは正直紹介しきれません。

それでもいくつか紹介しますと、

ゴーヤー:ニガウリ。加熱しても損なわれないビタミンCで夏場の栄養補給に。

島にんじん:きれいな黄色をしているニンジンです。オレンジ色ではありません。

島オクラ:巨大なオクラ。十数センチのものも珍しくありません。

パパイヤ:特に青パパイヤは抗酸化成分が豊富といわれています。

ジービン:つるむらさき。

ハンダマ:葉野菜で、筋の中に紫色が見える珍しい野菜。鉄分、抗酸化成分が豊富です。沖縄ほうれん草という別名があるとかないとか。

島らっきょう:大きなというか別種にしか見えないラッキョウ。島オクラと同様のサイズで、てんぷらや漬物でよくお目にかかります。

ウリズン:ウリズンとは沖縄の初春を表す言葉ですが、この時期に採れる四角豆を言います。

ナーベラー:いわゆるヘチマ。沖縄では炒めたり味噌で煮込んで食べます。

シブイ:冬瓜です。冬瓜といいますが、夏にできて、冬まで保存が利きます。ただし、直射日光に当たらず、常温のところで保管しましょう。

モーウィ:赤瓜といいますが、漬物の形でよく食べられます。

フーチバー:ヨモギ。沖縄では豚や山羊の料理の臭いを消したり、ジューシー(炊き込みご飯、雑炊)に入れて食べます。

ターンム:田芋。普通のサツマイモよりも水っぽく、粘り気があるのが特徴。てんぷらにしたり、お菓子の材料にしたり、マッシュして栗きんとんのようにして食べます。

キリがないですね。
こうした食材は市場ではたくさん売られていますし、またスーパーなどでも近年非常に推されている人気商品です。地産地消と言いますが、やはり地元で作ったものは安く手に入りますし、その土地の人の体にもあるのでしょうね。

今では、日本中から要望があるので全国発送も行われているようです。

 

 

沖縄の島野菜料理に困らないために

沖縄には、島野菜の名前がわからないと注文しにくい料理が多いです。

たとえば、マーミナーチャンプルー。
これは何かというと、「もやし炒め」なんですね。
方言で書かれていると、何のことだかサッパリです。

ですから、沖縄の食堂でよく見られるメニューをいくつか紹介します。

  • ゴーヤーチャンプルー:これは有名なので省略
  • マーミナーチャンプルー;マーミナーはモヤシ。チャンプルーは省略されることもあります
  • ナーベーラー:ナーベーラーだけ書いてある場合、ヘチマを島豆腐などと一緒に味噌味で炒め(煮)したものが多いです
  • フーチバージューシー:ヨモギの入ったジューシー(炊き込みご飯、雑炊)
  • ニンジンしりしりー:県産のニンジン(島にんじんに限らない)を細く切って油で炒め、最後に卵をかけて炒めながら混ぜ合わせたもの。つまみとして
  • パパイヤイリチー:パパイヤの炒り煮。イリチーは炒めながら煮る料理

このくらい知っておくといいと思うのですが、個人的なイチオシの料理は、沖縄の食堂にしか見られない「味噌汁定食」です。

味噌汁定食というのは、島野菜による具だくさん味噌汁のことで、通常の味噌汁の3~4倍のボリュームと、大胆なサイズで入った野菜(卵が入ってることも多い)が魅力的な味噌汁です。定食ですから、小鉢とご飯がついて来ます。

ちなみに、沖縄の定食屋では「定食」という言葉が省かれていることがあります。メニューに「ライス」「味噌汁」「刺身」とあって、これを三つとも注文すると、上記の大きな味噌汁に加えて、ごはんと小鉢、そしてライスと刺身(定食)のごはんと味噌汁もついてきてしまいます。

さらにわかりにくいことに、沖縄では「おかず」というメニューがある食堂もあり、おかずにライスと味噌汁が当然ついて来ますので気をつけましょう。「定食」というとなぜかご飯・味噌汁・小鉢・ちょっとした刺身がセットになっていることが多いです。

メインを島野菜にしても、十分なボリュームの食事が楽しめますよ。

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未来の沖縄名産品「スパイス」!

未来の沖縄名産品「スパイス」

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沖縄といえば日本の中でもより東南アジアに近い風土で知られる地域。

皆さん、東南アジアって、スパイスを用いた料理をたくさん食べているイメージがありませんか?タイ料理やベトナム料理などでは香辛料が多く用いられることは有名ですよね。

暑い地域では汗をかいて体を冷やしたり、スパイスを用いて弱りやすい食欲を刺激するということが行われるので、そのような香辛料を用いた料理が発達しています。

では沖縄はどうでしょうか?

答えを言えば、それほど種類はありません。しかし、昔ながらの農作物の中にはそれらのスパイスと同じものもあり、現在、沖縄でスパイス作りが行われ始めているのです。
近い未来には、沖縄名産のスパイスが日本中に出荷されていくかもしれませんよ。

今回は、そんな沖縄のスパイスについて紹介していきます。

たとえばこんなスパイス

では、沖縄ではどのようなスパイスが入手できるのでしょうか。

一番有名なのは、やはりトウガラシです。沖縄では島トウガラシと呼ばれるトウガラシがあり、これは沖縄料理のいろんなところで見ることができます。

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そして、以前の記事でも紹介したウコンがあります。ターメリックという名前で知られているものです。カレーには必ず入っていますよね。沖縄のウコンはいろんな種類がありますが、安定して生産されています。

また、ジンジャーといえばスパイスっぽく聞こえますが、ようするにショウガです。沖縄では島ショウガといわれるショウガが生産されています。ショウガは沖縄の野生味ある料理(ヤギ汁や中身汁など)を食べる際には薬味としても用いられていて、沖縄料理には切っても切れない関係です。コショウや七味のような、ちょっと振りかける用のショウガが道の駅などで売っていることがあります。

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現在はこういった香辛料の生産は安定して行われています。

 

沖縄の農家の挑戦

沖縄では、今、農業関係者たちが新しい試みに次々挑戦しています。

主だったところでは、生産から流通・加工・販売までを一元して管理し、最終的に新しい商品を開発するところまで行う六次産業というものがあり、沖縄県産の農作物を使った新しい商品の開発が進められています。

その土台という県産の農作物も、今まで作ってきたものはもちろん、新しいものを作っていこうという試みが行われています。

たとえば、沖縄では今、コーヒーの生産をいくつかの農家が始めています。日本国内でもコーヒーの生産ができる地域はほとんどなく、まだまだ輸入した方が安いということもあるそうですが、研究開発している最中だそうです。

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スパイスも今、新しく生産が研究されていて、ペッパー(コショウ)、カラキ(シナモン)、クミン、コリアンダー、カルダモン、クローブなどの生産が始められているそうです。今後うまく生産が進めば、先に紹介したウコンやトウガラシなどと合わせて、100%沖縄県産品でカレースパイスが作れるようになるそうです。沖縄カレー!すごいですね!これらのスパイスの生産はある程度可能なことがすでにわかっており、後は安定供給と生産の効率化がクリアされることが課題となっています。

 

沖縄×スパイス

最後に、沖縄とスパイスについて先がけて取り組んでいるお店や団体を紹介したいと思います。

まずは、上記の沖縄産スパイス製作に取り組んでいる「やんばる畑人(ハルサー)プロジェクト」。こちらでは他にもいろんな取組をしながらやんばる(沖縄県の北部)の農産物の利用拡大のための研究・取組をしています。

【やんばる畑人プロジェクト】

また、観光客がよく訪れることで有名な国際通りの近くにある「ハレノヒ商店」も多くのスパイスを扱っているお店として有名です。県内外、国内外のたくさんの種類のスパイスやハーブを扱っているので、個性的で面白いお店です。

【ハレノヒ商店(紹介記事)】

スパイスとは離れますが、少し前に人気を博した「食べるラー油」なども沖縄だからこそ出てきた東南アジア風の食欲を刺激する料理なのかなという感じがします。

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沖縄に少しずつ、スパイス流行の兆しが見え始めているのですが、これが全国に波及する日もそう遠くないと私は期待しています。