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沖縄の果物の王様はやっぱり「マンゴー」

マンゴー

沖縄の果物の王様はやっぱりマンゴー

マンゴー
沖縄の果物といえば、昔はパイナップルがまず思い浮かびましたが、今は何といってもマンゴーです。

マンゴーはウルシ科の果樹で、インドや東南アジアなど赤道に近い地方が原産地と考えられています。日本ではアーウィンという種類のものが最も流通しており、マンゴーの中でも熟していくにつれて赤くなっていくものが「アップルマンゴー」と呼ばれます。

その他、収穫時期の短さや果実の大きさなどから「幻のマンゴー」と呼ばれるキーツマンゴーが沖縄では栽培・販売されています。

マンゴーといえば、その豊かな甘みと果肉が特徴です。
沖縄の人が日常的にマンゴーを食べているわけではありませんが、他の地域の人に比べると食べる機会はずっと多いように思います。そして、沖縄で購入すると、本州で購入する場合と比較しても、同程度の品質で3割以上安い場合が多いです。

 

マンゴーの栄養と味

マンゴーはビタミンA、βカロチン、ビタミンC、葉酸、食物繊維、ビタミンB群がたくさん含まれています。まるでフルーツと緑黄色野菜を組み合わせたような、そういう栄養素。見た目もそういう感じしますよね。

これらの栄養素があることで、どのような効能があるかというと、

  • 美肌効果
  • 生活習慣病予防
  • 夏バテ予防
  • 貧血防止
  • 免疫強化
  • アンチエイジング
  • がん予防

などがあるそうです。何だか、いかにも沖縄らしくないですか?

そして、こうした栄養を摂ろうとすると普通は結構苦労があるのですが、マンゴーは「美味しく」食べられます。むしろ食べ過ぎてしまってお腹壊しそうになるくらい止まりません。過剰摂取はどの道体に毒ですので、ある程度でストップしましょうね。

マンゴーは独特の甘みとフルーティーな酸味があって、冷やしても美味しく、加熱してジャムやソースにしても美味しいです。料理の中にもよく取り入れられています。凍らせて食べたり、塩をかけて食べたりしても美味しいんですよ。

 

賢いマンゴーの選び方・買い方

マンゴーが収穫できるシーズンは7月~9月頭くらいまで。
たとえ沖縄だとしても、年間を通じて収穫できるわけではありません。ですから、機会をつかんで計画的に購入するのが良いでしょう。

普段はマンゴーを選ぶ機会は滅多にないと思うのですが、選び方は目的によっていくつもあります。

まず、食べごろのマンゴーはどういうものなのか、アップルマンゴー(赤いマンゴー)で考えてみると、アップルマンゴーの場合はまず熟して全体が赤くなっているものを選びます。いい時期のものは果肉に弾力があるので、軽く握って押してみると跳ね返ってくるような感じがあります。果実の下部がほんのり黄色いくらいがいい状態です。全体が真っ赤になるくらいだと、もう熟しきっているので急いで食べなければなりません。

そして、いい頃合のマンゴーを数日置いておくと表面にツヤが出てきます。これはマンゴー自体から脂分が少し出てきて、熟してきたことのサインです。また、白い粉のようなものが表面に見えますが、これは乾燥などを防止したり紫外線から身を守るためにマンゴー自身が出しているもので、生きたマンゴーである証です。カビが生えたり腐ったわけではありません。

そしてマンゴーは、贈答用のアップルマンゴーなどは大きく肉厚もあり、ひとつが800~1500円程度(沖縄価格)で販売されていますが、しかし、そうしたマンゴー以外にも時々路上販売などで小さめですがひとつ300~400円くらいのものも販売されています。これらは小さかったり見た目はあまりよくないですが、味やコストパフォーマンスで言えば贈答用の品をしのぎます。栽培農家などで商品としては難しいと判断されたものがこうした形で流通していることがあるので、手軽にマンゴーを食べたいという方にはお勧めです。

最後に、マンゴーの切り方についてですが、一番簡単なのは、桃のように皮をむいて種に気をつけつつそぎ落とすように切っていく方法です。しかし、マンゴーの食べ方として面白いのは、以下の動画の切り方。

見た目も美しく、果肉も厚く取れるので、マンゴーを食べた!という気分が一層強く感じられます。

 

いろんなマンゴーおみやげ

沖縄のマンゴー愛は非常に強くて、キャラクターになったり、いろんな食品に利用されています。

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クッキーに練りこまれたり、ケーキのタルトに入っていたり、アイスクリームになっていたりします。
また、シャーベットや、料理のソース、ジュース、カクテル、ゼリー、ドライフルーツなど、様々に加工されてお土産品となっています。個人的にはシャーベットやかき氷が年に一度は食べたくなりますね。

沖縄のホテルビュッフェに行くと、デザートでマンゴープリンにお目にかかることも少なくありません。これだけマンゴーが身近にいろんな形で食べられるのは沖縄だけではないかと思います。宮崎でもマンゴーを作っていますが、品質や加工技術などで言えばまだまだ沖縄の方が上だと個人的には感じています。

マンゴーの季節が近づくと、それは同時に台風の季節です。
沖縄では台風は避けられませんから、その中で強く生き残ったマンゴーたちに、自然と愛着がわくのは沖縄の中では当然のことなんでしょうね。

沖縄人の酒豪の秘密?「ウコン(うっちん)」

ウコン

沖縄人の酒豪の秘密?「うっちん(ウコン)」

沖縄の人はお酒が強い。そんなイメージを持っている方も多いと思います。
沖縄の人がお酒が強いと思われている理由はいくつかあります。

  • そもそもお酒に強い(遺伝子的に)
  • 泡盛がアルコール度数が強い割に二日酔いしにくい
  • 飲まなくてもずっと飲み会にいるので強く見える
  • 日頃の食生活が肝臓などを強くしている

などあるのですが、その一助となっているといわれるのが今回紹介するウコン(うっちん)です。

ウコンは英名がターメリックというので、カレーなどのスパイスでおなじみですが、健康食品として注目されています。

沖縄は日本国内でこのウコンを栽培している数少ない地域で、寒さに弱いウコンが育つには日本で最も適した気候条件がそろっており、品質の高いウコンが生産できると評判なのです。

沖縄の人は、自然とこのウコンに親しみ、「うっちん茶」というお茶として摂取することもあるし、健康食品として加工されたものもあちらこちらのお店で見かけることができます。

ウコンの種類と効能

ところで、ウコンと一口に言っても実はいくつも種類があります。
日本国内で主に利用されているのは次の三種類で、薬効なども異なります。でも、沖縄ではあまり区別せずに「うっちん」と言っている場合も多いのだそうです。

■春ウコン
春ウコンはウコンの王様といわれるほど栄養分や効能が豊かです。
精油成分とミネラルが豊富で、肝臓を中心として様々な内臓の健康維持に効能があります。
アンチエイジング効果、生活習慣病やメタボの原因を作る活性酸素をクルクミンや製油成分が取り除きます。ビタミンC・Eも同様の効果が見込まれますが、より速効性があるというデータがあるそうです。
また、抗癌作用もあるので、春ウコンを摂取していれば癌も怖くないという話もあるくらいです。
そしてカルシウム、ミネラル、鉄分など不足しがちな栄養素を多く含みます。少し苦味が強いため、加工してサプリメントなどに利用されています。

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■秋ウコン
通常、ターメリックといえばこれです。他のウコンは同属ですが別種です。
肝臓の機能を助けるクルクミンがウコンの中でも多く含まれるため、お酒をよく飲む方、ストレスや不規則な生活で肝臓が弱っているという方には最適と思われます。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるほど、なかなか根をあげませんが、一度不調が表に表れると重大な局面になっていることが少なくありません。普段からケアしておくことが重要です。
そして、血液をサラサラにして高血圧を予防します。
秋ウコンは副作用の心配がなく、苦味も少ないので、粉末状にして料理などに使われることが多いです。

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■紫ウコン
さすがの沖縄人も区別する紫色のウコン。紫うっちんと沖縄では言います。
最近の研究や臨床データで、紫ウコンは、胃粘膜に棲みついて胃潰瘍や十二指腸潰瘍を引き起こしているピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)の駆除に優れた働きをしていることが明確な結果として出ているそうです。
紫ウコンは慢性的な胃炎の治療薬として漢方薬・生薬として用いられています。
また、癌細胞の育成抑止効果もあるということがわかってきているそうです。
ダイエット効果が見られるということで、メディアへの露出も増えてきて、徐々にその知名度を上げてきています。

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日本と沖縄のウコン歴史

日本全国で見たとき、ウコンは江戸時代に生薬として珍重されていたそうです。このときは春ウコンが主流だったといわれています。また、国内での栽培が難しかったため、当初は交易によってこのウコンは日本国内にもたらされていたと考えられます。
それが明治時代になると、漢方医学がすたれ、西洋医学が医学の主流になっていきます。この流れの中で、生薬として用いられていたウコンは廃れていくようになりました。

沖縄においては、昔から栽培が続いていましたが、沖縄は生産だけでなく消費量も多かったため、沖縄で生産されたウコンのほとんどが地域の中で消費されたと言われています。海を越えて本州に入っていくことはなかったようです。本州でウコンが廃れていった明示以降も、沖縄の中では栽培が続けられ、民間薬として伝えられてきたと言われています。

ウコンの効能まとめ

ウコンの効能は非常に多く、上記のように種類によっても異なるのでわかりにくいです。
ここでは、ウコン全般に共通する効能だけを紹介します。

  • 肝臓機能の強化
  • 糖尿病とその合併症予防
  • 風邪予防
  • アレルギー、花粉症の改善
  • 防虫剤
  • 入浴剤(美肌、神経痛、皮膚病、肩こり、腰痛、リュウマチなど)
  • 内臓機能強化
  • アンチエイジング
  • コレステロール改善、動脈硬化予防

こうした様々な効果があるウコンですが、沖縄のお土産品としてはまだまだ地味で今ひとつ目立っていません。
本州の健康食品会社に押され気味ですが、沖縄産の良いものがもっと流通してほしいと思います。

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【参考】

Wikipedia 「ウコン」

春ウコン研究会

沖縄料理は豚肉なしには語れない

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沖縄料理は豚肉なしには語れない

沖縄料理と言えば、豚肉なしには語ることができません。

戦前は滅多に口にされなかったそうですが、戦後になって食されることが増えてきたそうです。

沖縄は米国的な食文化を多く取り入れていますが、こと食肉に関しては米国のように牛肉や鶏肉が多くはならず、豚肉が主な畜産肉となっています。これは沖縄における育てやすさや費用対効果という面が一番の理由だったのではないかと管理人は思っています。

豚肉料理の種類も非常に多く、ありとあらゆるところが食されるように料理方法も開発されていて、鳴き声以外は全部食べると形容されるほど無駄なく豚一匹を骨から皮まで食べきるのです。

豚肉に含まれるビタミンB1などの栄養素は夏バテに効果的と言われますが、自然と食事についても環境に適応するためのものが選ばれているところに、自然の摂理の素晴らしさを感じざるを得ません。そして、豚肉に含まれるたんぱく質、コラーゲンが美男美女が多いといわれる(?)沖縄の美容を支えているのではと考えられます。

「あぐー」とは何か

沖縄では、ブランド豚を作る試みがずっと行なわれてきています。

その中でも代表格が「あぐー」です。観光地ではこの「あぐー」表記の無い料理店は無いのではないかというくらい、地域としてもプッシュしている人気ブランド。

あぐーは沖縄固有の希少な種であり、霜降り肉で脂身に特にうまみがあると言われます。ただ、小型種なので一匹から多くの肉が取れないのですが、その肉質は非常に良いとされています。沖縄料理は豚肉を焼くよりも、蒸したり煮たりすることが多く、脂身も食べる機会が多いため、脂身に強みがある「あぐー」は沖縄料理に最適なブランド豚といえます。

鳴き声以外は食べられる?

沖縄では豚は「鳴き声以外は食べられる」とよく言います。ひづめも食べられないと言いますが、食べられると主張する人もいるそうです。内地(本州)ではなかなか見られない、特徴的な箇所を紹介しましょう。

■ソーキ(あばら肉)
沖縄ではポピュラーなソーキですが、豚のあばら肉を指す言葉です。他の国の言葉で言えば、スペアリブとかカルビとか。

諸外国のものと比べると、軟骨や脂身の部分が少し多いのが沖縄のソーキの特徴です。
スーパーでは適度な大きさに切り分けられ、冷凍されたものが大きな袋で販売されていることが多いです。

圧力鍋で煮たり、時間をかけて煮込まれます。
ソーキ汁としてお祝いや家族親戚が集まる場で振舞われたり、日頃からソーキ側として沖縄そばの上に乗っていたり、近年は骨を外して崩したソーキ丼などのメニューがあって、ソーキだけでもいろんな食べ方があって楽しいです。

■三枚肉
三枚肉とは、沖縄においては豚のあばら骨周囲の肉、またそれを加工して作った料理を指します。

赤みと脂身が交互に三層をきれいに作っていて三枚を重ねたように見えることから三枚肉というそうです。

沖縄においては、一定の厚さに切り分けて甘辛く煮付けたり、蒸して食べたり、サイコロ上にしてラフテー(角煮)にして食べたりしています。柔らかく、甘く煮付けられた脂身の部分は子供たちや女性に特に人気があります。

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■ミミガー(耳)
豚の耳です。軟骨のように、コリコリしていて歯ごたえが面白いので、酢醤油で合えて、おつまみなどによく使われます。

最近は加工品の原料として使われて、新商品が次々と出てきています。

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■チラガー(顔)
チラ(顔)のこと。
中高生のスラングで「チラよ!(お前の顔が悪い。お前の顔が気に入らない)」というように言ったりしているのをよく聞きますが、そのまま顔です。

食べ物でもありますが、どちらかというと縁起物の部類として顔の皮がそのまま飾ってあることが多いです。

個人的には飾り物としては怖いのであまり嬉しくないのですが・・・昔は鯛のおかしらみたいな感覚だったんでしょうね。

■てびち(豚足)
てびちは有名になりつつありますが、いわゆる豚足。足てびちと言ったりします。

ソーキなどの肉に比べ、豚の皮から出る脂身が非常に多いのが特徴です。その見た目や独特のにおいから、以前は男性がお酒を飲みながら食べるのが主でしたが、コラーゲンが美容の分野で注目されるようになってから女性にも人気が出てきています。

意外にも、カロリーは赤身の肉よりも低いそうです。

■中身(中味。内臓)
中身というと豚の内臓一般で、胃でも腸でもまとめて中身と言うことがほとんどです。中味とも言います。

沖縄のお祝い事における、代表的料理のひとつ中身汁はこの内臓をカツオだしで煮込んで作ります。

食感がコリコリしていて、少し固めなので圧力鍋で煮込んだり、時間をかけて煮込まれます。

最近は中身汁だけではなく、「中身そば」などの派生系も出てきているので、言葉を知らないと「?」になってしまいますね。

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その他、豚肉に関する話

■ 沖縄は豚肉の消費量がなんと全国2位だそうです。また、ベーコンやランチョンミート(沖縄ではポークという)の消費量は全国1位と、非常に多くの豚肉を食べる文化になっています。

■ 沖縄では、お祝い事の際に豚をほふって(屠殺して加工して)食べる風習が各地にあります。お祝い用の豚の丸焼き専門店も数は減っていますが今も需要があって残っています。こうしたお祝いの風習は台湾や韓国にもあるそうで、中国の文化が伝わってきたものだろうと考えられます。

■ 面白いブランド豚の名前に「琉美豚」というのがあります。読み方は「りゅうびとん」で、その音から「ルイ・ヴィトン」を連想させ、高級な雰囲気を出すことに成功しています。最近は流通量が減っていますが、歴史あるブランド豚で非常に美味です。

その他にも「パイナップルポーク」とか「ウコン豚」とか、主な飼料から名前がついたものもあります。

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【参考】

Wikipedia 「沖縄料理」

沖縄アグーブランド豚推進協議会

僕らはみんな豚を飼う 「沖縄県内の銘柄豚肉ブランド」

「通」の沖縄みやげは「塩」

塩とコショウ
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沖縄は「ブランド塩」の宝庫

沖縄はブランド塩の産地です。

ミネラル分豊富な海水という資源があることはもちろんですが、旧来から受け継がれ研究されてきた製塩技術が進歩しています。

塩の国内自給率は実は12%程度しかなく、その多くが東北で作られているそうですから、沖縄で生産・販売されている塩は一般に食されている食塩とはまた違ったものなのです。

沖縄では様々な特徴をもった海、そして独特の技術がいろんな特徴をもった塩を生み出しているのです。

高い品質の商品を毎年表彰するモンドセレクションでも各賞を受賞している商品も大変多いのです。

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沖縄の製塩のはじめ

戦後、ずっと米軍統治下だった沖縄は1972年に日本に復帰します。

そして、その年に日本の様々な法律が適用されることになりました。その中に、食塩に関するルールもあり、その中で沖縄で旧来用いられていた塩は法令の基準に合わないため、日本の食塩が利用されることになりました。当時の塩は、海水に電気を通して塩化ナトリウムを取り出すといったもので、ミネラルや風味など、従来の塩とは全く違うものでした。沖縄の伝統的な料理とも合わず、食材を傷めたこともあったそうです。

それから1974年に、政府から「オーストラリアまたはメキシコの天日塩を原料として使用した塩なら製造・販売してもよい。」認可を受けて沖縄の自然塩「シママース」が復活するようになりました。オーストラリアやメキシコから原塩をもってきて、それと沖縄の海水を混ぜて作ったかん水を煮詰めて、塩の結晶を作り出す形で、沖縄の自然塩を使ったシママースが復活しました。

そして1997年に塩の専売制が終わり、2005年には完全に自由化がされて、それから沖縄では様々なブランド塩が登場するようになりました。これらは一般の食卓で使われるにとどまらず、高級料理に用いられたり、おみやげ品として人気を博しています。

塩の専門店がすごい!

塩の専門店として「塩屋(まーすやー)」さんというお店が那覇市の国際通り近く(平和通り内に)あるのですが、ここはすごいです。

沖縄はもちろん、世界のいろんな塩を700種類以上とりそろえていて、店舗ではいろんな地域のいろんな塩を試食できます(食べ過ぎ注意)。そしてソルトソムリエが希望をきいて、一番合った塩を出してくれたり、いいブレンドの塩を提案してくれます。

塩ってこんなにあるんだ!という感想を抱くことは勿論、大差ないだろうと思っていた塩の味の奥深さを感じますので、是非とも足を運んでいただけたらと思います。

【塩屋 公式Webサイト】

こんなところで使われている沖縄の塩

沖縄の塩は、いろんなところで利用されています。

・一般の食卓
・商用の高級おにぎりの材料
・クッキー、ケーキ、アイスなどの原材料
・高級ホテルなどの食材
・石鹸や歯磨き粉など健康・美容用品の原料
・様々な食品の原材料

塩ちんすこう、塩バニラアイス、などなど色んなものが作られているのを沖縄でよく見かけます。塩がそれだけ強調されるようになったんですね。塩サイダー、塩飴なんていうのも最近はありますね。

その他にもいろんな利用の道があり、高級品としての位置をちゃくちゃくと築いてます。

 

塩づくり体験、その他

沖縄では製塩工場で塩作りを体験・見学できるところがあったり、観光スポットで塩づくりを体験できるところもあります。

自分が作った塩を食べてみると、同じ材料で同じ方法で作っても、隣の人と何か少し違ったりします。こういうのも面白いですね。

【GALA青い海 「塩づくり体験」】

ちなみに、塩のウンチクを少し紹介すると、財団法人塩事業センターによれば、体内において塩は、

・消化と栄養の吸収を助ける
・細胞の水分やpH値を保つ
・刺激の伝達を助け、脱水症状や血圧低下、立ちくらみなどの防止

という特徴があり、また、

・ビタミンCの分解抑制作用
・防腐作用
・脱水作用
・味に対する対比作用(一方の味を強める)や抑制作用(一方の味を弱める)
・食感に対する作用
・褐変防止作用

など、様々な特徴があるからこそ単純な食品、調味料の枠を超えて利用されているとのことです。

人間は塩が無いと死にますが、塩があって生きていればいいのではなく、塩の役割を理解してこそもっといろんなことに利用できるんですね。

沖縄に来て、塩について考えてみる、味わってみる、そんなテーマのツアーも面白いかもしれませんね。

【参考】
宮古島の雪塩 公式Webサイト

日本ソルトコーディネーター協会

ぬちまーす 公式Webサイト

塩の専門店「塩屋」 公式Webサイト

財団法人 塩事業センター

沖縄一の人気者はやっぱり「ゴーヤー」!

ゴーヤーチャンプルー

ゴーヤーとは?

ゴーヤーチャンプルー
もはやゴーヤーといえば、日本中どこに行っても通用するようになってきたと思いますが、和名では「ニガウリ」「ツルレイシ」と呼ばれています。

苦いウリ、つるに生えているレイシという意味かと思いますが、このレイシというのはキノコのレイシではなく、おそらくライチを意味するレイシじゃないかと思います。見た目のイボイボがライチと似ているところから来たのではないでしょうか。

沖縄はもちろん、様々な地域でその栄養が認められて、特に夏バテ予防のために食されています。

 

ゴーヤーは夏バテに効く?

ゴーヤーは暖かい地域で育つため、夏バテ予防に効果的な食品と言われています。

その苦味が食欲を刺激するとも言われますが、一方で栄養素も非常に優秀。夏場に特に消費されがちなビタミンCを豊富に含んでおり、しかもゴーヤーのビタミンCは特殊で熱に強く、加熱調理でも失われません。

沖縄ではゴーヤーは多様に食べられています。
代表的な料理はゴーヤーチャンプルーですが、ゴーヤー茶、ゴーヤーのてんぷら、ゴーヤーの酢の物、漬物など、ゴーヤーの肉詰めなど、いろんな料理の方法があります。

子供の頃は苦くて嫌いだったりしますが、地元では小学校の高学年くらいになってくると、好んで食べるようになってくるから不思議です。そして、大人になる頃には夏にはゴーヤーを食べないと何だか物足りないような気持ちになってきます。

沖縄の夏は暑さも大変ですが、何より期間が長いのが一番大変です。だからこそ、夏バテをしてしまうことがないようにしっかり食べて体調管理をしなくてはならないのです。そんな夏場の友として、ゴーヤーはとても愛されています。

 

ゴーヤー雑学あれこれ

■緑のカーテンにゴーヤーを
最近、緑のカーテンという言葉があります。
これは、植物によって日陰を作り、建物が直射日光によって暖かくなるのを防ぎ、冷房などを省エネしようという温暖化対策のことです。

この緑のカーテンに最適な植物の一つがゴーヤーだと言われています。つるが伸びて葉っぱをつけてくれるというのも勿論ですし、ゴーヤーは実が苦いこともあって虫が寄りにくいという特性があるそうです。ちなみに、ゴーヤーの花は黄色なんですよ。さすがにそこまで緑ではありませんでした。

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■「海ゴーヤー」なるものがある
沖縄には海ゴーヤーなる海藻があります。
海ぶどうはよく知られていますが、似たようなもので、見た目がゴーヤーのような海ゴーヤーがあるのです。
こちらも酢の物やサラダにしたりして、お酒のおつまみなどとして食べられています。

■沖縄のゴーヤーの特徴
沖縄のゴーヤーの特徴は、「大きい」「色が濃い」という点にあります。他の地域でゴーヤーを育ててみると、ひょろひょろとしたものができたり、また色が薄い緑色だったりするそうです。
きっと、沖縄の強烈な日差しを浴びている間にそのようになるのだと考えられます。沖縄では基本的に葉っぱが大きく、分厚く、色の濃い植物が多いように感じます。ゴーヤーもそのような環境で育って今のようになったのでしょう。

ちなみに、沖縄のゴーヤーの種をもっていって内地で育ててみても、沖縄とは違った雰囲気の実が実るそうです。

 

■実は、ゴーヤーチャンプルーは太る
ゴーヤーチャンプルーといえば、ゴーヤーたっぷりでビタミンCが豊富で健康的な感じがしますよね?でも、ゴーヤーチャンプルーばかりだと太るんです。

お家やお店によっても異なりますが、ゴーヤーチャンプルーだからと言ってゴーヤーが一番多いとは限りません。むしろ、ゴーヤーより他の食品が多く入っていることも少なくないのです。
そして、他の食品というのが、豆腐、豚肉、卵だったりするので、実は意外にたんぱく質が豊富。美味しいからとたくさん食べていると、知らない間にけっこうなカロリーになっていることもあるんです。

ダイエット中の方は、豆腐やお肉に吊られず、ゴーヤーを中心に食べてくださいね。

 

■もう、何でもゴーヤー!
ゴーヤーは観光資源としていろんなものにデザインされ、Tシャツやスマホケースのデザインになったり、キャラクター化されて商品になったりしています。

一番有名なものが、NHKの朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」で登場したゴーヤーマン。さすがに今ではゴーヤーマンを見かけることはほとんどありませんが、ゴーヤーをモチーフにした商品は枚挙に暇がありません。

何の因果か、沖縄のメイン道路は国道58号線で、やっぱり58(ゴーヤー)なんだなぁと驚かされるばかりです。

 

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【参考】
沖縄ゴーヤーパーク

 

Camp Ryukyu (キャンプリュウキュウ) アバシゴーヤー Tシャツ