さんぴん茶

レキオストリート式 おみやげランキング(2015年8月~2016年7月)

レキオストリート的 おみやげランキング

ランキング

 

今年は集計に時間がかかりましたが、
「沖縄みやげ案内レキオストリート」の独自集計によるランキングを紹介します。

【昨年のランキングはこちら】

今回の集計期間は2015年8月から2016年の7月までの1年間です。

ぜひ、沖縄のおみやげ選びの参考にしてください。

昨年はトップ10まで紹介しましたが、
今年はトップ10は同数で並ぶものが多かったため、
トップ5で紹介したいと思います。

では、5位から見ていきましょう。

 

5位:、かりゆしウェア

 

過去記事はこちら

5位は沖縄の夏の定番、かりゆしウェア。

これを着ている人が多いと、沖縄に来た感じがしますよね。
ちょっと砕けた感じで、着心地も楽。
出張で沖縄に来た人も、ついつい購入してしまうというかりゆしウェア。

最近はネットの直販をしているお店が増えてきています。

中には、かりゆしウェアではなく、普通のアロハシャツを、
「かりゆしウェア」の名目で販売していることもあります。

正しいかりゆしウェアについては、過去記事を参考にしてください。
ポロゆしも毎年新しいものが出ていますので、プレゼントなどに是非どうぞ。

最近は冬シーズンにも耐えられる長袖仕様も出ています。

 

4位:沖縄本

 

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過去記事はこちら

4位は、沖縄本。
沖縄に関する本がこのサイトからたくさん見られています。
観光本と言うよりも、沖縄に関するマジメな本を見てくれているようです。

今、社会的政治的にも注目され、経済的にも「ラストリゾート」と呼ばれて注目されている沖縄ですが、きちんと理解したいと考えている方も多いのですね。

沖縄の書店には沖縄に関する本が非常に多く並んでいます。
郷土研究が盛んな沖縄ですが、それだけアイデンティティを大事にしているのですね。
日本人でもあり、沖縄人でもある。そういった沖縄県の独特の感覚を知りたいという人が是非多くなってほしいものです。

 

3位:やちむん

 

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過去記事はこちら

続いて3位は食器、やちむんがランクインです。

毎年、多くの人が沖縄を訪れ、おみやげにやちむんを購入していきます。
やちむんの聖地(?)である壷屋や読谷の窯には、多くの観光客が訪れます。

何を隠そう、私は結婚式の引き出物でやちむんを招待客にプレゼントしました。
もらって嬉しく、そして愛嬌と温かみのあるやちむんは、おみやげでも引き出物としても人気者なのです。

やちむんも種類が非常に増えてきて、デザインも様々です。
過去記事はやちむんについて詳しく扱っているので、よければ是非ご覧ください。

 

2位:珊瑚(サンゴ)アクセサリー

 

過去記事はこちら

2位は、芸能人の事件からも話題になった珊瑚がランクインしました。

沖縄といえば珊瑚というイメージを持っている人も多いですが、それがどのようにアクセサリーになっているのかご存知ない方も多いのではないでしょうか。

サンゴも多くの種類があり、商品ラインも豊富です。
サンゴのアクセサリーをつけるだけで、アジアンビューティー度アップです。

観賞用に、また着装用に、是非見てみてはいかがでしょうか。

 

1位:うっちん(ウコン)

 

過去記事はこちら

1位は、なんと「うっちん(ウコン)」。

正直私も非常に意外でした。

検索からの反響としては、「さんぴん茶」が一位だったのですが、実際におみやげとして購入されたり選ばれているのは沖縄産のウコン製品だったんですね。

最近は若者のお酒離れが進んでいるといいますが、沖縄では以前としてお酒の文化は根強く残っているように感じます。胃や肝臓を大事にするためにも、うっちん製品をしっかり取り入れましょう。最近は居酒屋でもうっちん茶が頼めるところが増えましたね。

肝臓の機能を高めるので、体の調子を整えたり、代謝を高めてダイエットにも効果を発揮してくれますよ。

 

 

総評

以上が一年間のランキングでした。
今年は更新・発表が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。

皆さんが購入したことのある品物はありましたか?

普通のおみやげランキングだと、ほぼ間違いなく「ちんすこう」が一位になりますが、ここのランキングだとあまり上位に来ません。

割と通のおみやげが選ばれるレキオストリートでは、意外なものがランクインして来るのが特徴です。

食品類が沖縄のお土産では定番ですが、旅行慣れした方や通の方、また沖縄が地元という方へのお土産には、少し定番を外して、上記のランキングのものが良いのかもしれませんね。食品はアンテナショップでも購入できますし、ちょっと意外性を出して、こういったものを現地で買い付けたりネットで注文すると喜ばれるのではないでしょうか。

ランク外になりましたが、その他に評価が高かったのは、

といったものがありました。

沖縄の魅力とおみやげを、地元民の目線でお伝えしていくレキオストリート、これからも頑張っていきますので、ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

 

沖縄変り種お茶コレクション

さんぴん茶

沖縄変わり種お茶コレクション

さんぴん茶

沖縄で一番有名なお茶といえば、今はやはり「さんぴん茶」でしょう。
このさんぴん茶については、以下の記事で取り扱いました。

【沖縄人はハーブティーが当たり前「さんぴん茶」】

しかしながら、沖縄にはまだまだ変り種のお茶がいっぱいあります。
沖縄通を自称している人でも、飲んだことが無いだろうお茶がいっぱいあるだろうと思います。沖縄県民ですら、これらのお茶を全て飲んだことがあるという人は少ないのではないでしょうか。

そんな沖縄のお茶を今回の記事では紹介していきたいと思います。

一般の人も飲む機会の多いお茶

■ ルイボスティー
さんぴん茶と同じ時期から売られていたように記憶していますが、遅れて人気に火が点いてきたと思います。一番の理由は健康ブームによってノンカフェインが注目されてきたこと。以前は妊婦さんなど気を遣うべき人のためのお茶というイメージでしたが、今では美容と健康に良いお茶として有名です。

 

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■ ゴーヤー茶

 

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ゴーヤー茶は、地元の人はそれほど飲みません。あまり美味しいと思っていない、というよりは他のお茶の方が美味しいと思っているからです。

しかしながら、お土産品としてはネタ要因(?)として人気があって、自動販売機でも時折見かけるからか、意外と飲んだことのある人は多いのです。時々コンビニにも並びます。

味はやっぱり、苦め。しかしながら、思ったよりは苦くないし、脂っこいものと一緒に食べると口の中がすっきりするので、食事(特に沖縄のお弁当とか)のお供にすると特に美味しく感じます。

■ うっちん(ウコン)茶
うっちんについては以下の過去記事を参照ください。

【沖縄人の酒豪の秘密?「ウコン(うっちん)」】

お茶として飲まれるというよりは、居酒屋で飲まれていることが多い印象です。
うっちん茶としてソフトドリンクでも出ますし、最近はうっちん茶で焼酎を割ったりする飲み方が出てきています。

ちょっと苦いけど、確かに二日酔いしにくくなるんですよね。お酒飲みのお父さんに飲ませてあげましょう。

■ ハイビスカスティー

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沖縄らしいハーブティーの代表格。県内で多くのコーヒーを出荷しているコーヒーショップ「35コーヒー」でも積極的にこのハイビスカスティーを販売しています。

沖縄といえばハイビスカス、アロハシャツにいつも描かれるそのイメージと、鮮烈な色合いが特徴です。味はちょっと酸っぱいので、単独で飲むよりも甘いものと一緒に飲むといいかと思います。

余談ですが、ハイビスカスの花をへたから取ると、甘い蜜を味わうことができます。地元の子供は一回はやっているのではないでしょうか。最近ハイビスカスが少なくなってきて残念です。

こちらもゴーヤー茶同様、普段の生活で飲むというよりはお土産品として手元に回ってきて飲むことが多いです。

 

地元の人も知らないお茶

■ 杜仲茶(とちゅうちゃ)
これは地元の人が知らないことはあまり無いと思うのですが、意外と飲んだことが無いといわれるお茶です。
漢方薬としても使われる杜仲を使って作られたお茶で、健康茶として知られています。

沖縄では一時期、CMも多く打たれていましたが最近はすっかり見なくなっています。当時のトッチュラーの映像。

 

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■ ぎん茶

ギンネムという植物を原料にしたお茶です。
ギンネムには豊かなミネラルが含まれており、健康食材として注目がされていましたがミモシンという毒素があるために長らく食品化ができていませんでした。それを琉球大学の本郷教授を始めとするグループが研究を重ねてミモシンの除去に成功、そうして作られた健康茶をぎん茶といいます。

ぎん茶はカフェインのような覚醒作用が一切なく、それでいて豊富な栄養素を含む、続けて飲んでいるだけで健康になるといわれるお茶です。お土産品店でもたまに見かけられますが、他のお茶と比べて少し高価です。

 

■ 月桃茶

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月桃といえば、沖縄ではムーチーの葉として親しまれ、化粧水などの材料になっています。
月桃茶はその月桃の葉から作られたお茶で、ノンカフェインで高ミネラル、アトピーなどの体質改善に効果的なんだそうです。
沖縄の人なら思わず「あぁー!」とうなずいてしまう、ムーチーの香りが特徴的です。
ブルーシールのアイスクリームのフレーバーとしても利用されているとか。

■よもぎ茶

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沖縄はよもぎをよく食べる地域として有名です。
雑炊のような(時には炊き込みご飯のような)ジューシーに入れて食べるフーチバージューシー、また沖縄そばによもぎを練りこんだよもぎ麺があったり、パンやお饅頭に練りこんだりして食されます。青汁もあるようです。

よもぎにはアレルギーに関与するヒスタミンの発生を抑える効用があり、抗アレルギーや内臓機能の改善、皮膚を強くしたりする作用があります。最近はアンチエイジング効果も評価が高いようです。

少々苦いですが、慣れてくるとそれほど苦味を感じず、スッと味わえるようになってきます。うちの祖母はよく飲んでいました。

お茶ひとつを考えてみても沖縄は面白い

沖縄には非常に多くお茶があり、ぶくぶく茶のようなお茶の飲み方もあるし、日本式のお茶の飲み方もあります。一方で中国式の健康茶を出すお店も多く、いろんな種類のお茶に触れることができます。

やはり、沖縄独特の気候風土の上に、中国、台湾、日本などアジア諸国との交易からいろんなお茶が入ってきて、文化として定着していったのだろうと思いますし、生産できる農作物が限られる中、食の楽しみをいろんな植物からのお茶に見出したのではないかと推測されます。

台湾旅行などではお茶めぐりのコースがあるようですが、沖縄でもお茶をテーマに旅行してみるのも面白いかもしれませんね。

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沖縄の飲み物たちが面白い

さんぴん茶

沖縄の飲み物たちが面白い

沖縄の自動販売機
沖縄は高温多湿で、冷たい飲み物が美味しい地域柄でもあります。

そして、沖縄では地域限定の飲み物が非常に多く販売されています。自動販売機を見ても、他の都道府県にはあまり見られないものが並んでいることもしばしば。

今回はその飲み物たちについて紹介します。

沖縄の商業の歴史

上述のように、沖縄に独特の飲み物が多くなった理由は、沖縄の特殊な歴史によるところが大きいです。

沖縄は1945年の戦争終結から、1972年に日本への復帰を果たすまでは米国の統治下にありました。

この頃、ブルーシールアイスクリームのような乳製品メーカーなどもそうですが、基本的に在日の米軍のための食品メーカーが多く入ってきたことと、そして米国の法律と旧来の日本の法律と折衷した形で商習慣が作られていました。

そのため、日本本土で飲まれているような飲み物に加えて、米国資本の飲料メーカーも多数入っており、地元の飲料メーカーはそれらと時には競争し、時には提携したりしながら商品を提供していました。

それが1972年に日本に復帰するようになると、今度は日本国内のメーカーが入ってくるようになります。しかし、元々米国資本で作られていた会社と日本における会社との間で習慣や商品に違いがあったため、沖縄では商品において提携はするものの会社は資本を同じくして別会社として経営されることが多かったのです。その習慣は今日まで続いています。

別会社で、商圏も地域に限られているということから、地域密着の商品開発が進み、多くの地域限定商品が県民の嗜好に合わせて生まれるようになりました。今では当然のように売られているさんぴん茶やルイボスティーも、簡単には売れなかったと言いますが、長い年月をかけて広告して商品を浸透させてきました。

今では県内に向けたものだけではなく、沖縄に観光に来る人のための商品開発も進んでいます。

沖縄でよく飲まれる飲み物

沖縄で一般的によく飲まれる飲み物には、次のようなものがあります。

■コーラ
沖縄はとにかくコーラがよく並んでいます。おじいさんおばあさんもコーラを飲みます。
しかも、コーラの種類がとにかく多いです。

■さんぴん茶
今では代表的な沖縄の飲み物になりました。詳しくはさんぴん茶の記事をお読み下さい。

■レモンティー
本州ではレモンを紅茶に入れるという概念はあると思いますが、レモンティーであることをこんなに強調していることはありません。沖縄ではレモンティーという商品が喫茶店やお店、自動販売機にずらりと並んでいます。
柑橘系が入ったさっぱりとした味わいが、沖縄の風土では味覚にピッタリ合うようです。

以下の商品は、沖縄で人気の食堂で提供されているレモンティーをそのまま商品にしたもの。

■ミネラルウォーター
正確にはミネラルウォーターばかりでなくナチュラルウォーターやボトルドウォーターも多いようですが、沖縄の特殊な水資源を活かした商品を各メーカーが出しています。

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■炭酸飲料
これもいろんなメーカーがいろんな商品を出しています。本州では既に販売が終わっているようなものも地域限定で取り扱っていたりします。やっぱりこれも、さっぱりした気持ちになりたいからウケているのだと思われます。最近は糖分の入っていない炭酸水も多く販売されていますね。

■バヤリース
残念なことに沖縄バヤリースが昨年にその歴史に幕を閉じました。
沖縄のバヤリースの面白かったのは、果汁の割合が違う商品が売っていたこと。
果汁10%と20%は別商品でした。

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■ヒラミジュース
ヒラミジュースとは、シークァーサージュースのことです。
昔は原液を水で割って飲むものというイメージがありましたが、最近は観光客向けに、また手軽に飲めるようにと簡単にペットボトルでほどよく作られたものが販売されています。独特の味わいであるため、好き嫌いが別れるようです。

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■ルイボスティー
ルイボスティーはノンカフェインのお茶で副作用的なものが無いとして、健康ブームに乗って人気が出るようになりました。赤ちゃんや妊婦の方でも安心して飲めるお茶として知られています。また、ミネラル分が他のお茶に比べて多めで、汗でミネラル分を失いやすい沖縄では重宝されています。

飲み物あれこれ

沖縄では飲み物に関して面白いエピソードがたくさんあります。

■とにかく量が多い。
自動販売機を見てみると、500mlのロング缶がずらりと並んでいます。これは他の都道府県にはあまり見られない特徴です。そして、学生たちが1リットルの紙パックを持って飲み物を飲んでいる姿もよく見かけます。

暑い沖縄では、とにかく飲み物をたくさん飲みたくなるのでしょうね。

■缶ジュースは箱で買う
一箱24缶入りの缶ジュースがスーパーなどで常時販売されています。

これは沖縄は親戚関係の集まりや祝い事が多く、たくさんの人が集まるため、いつでも飲み物が出せるようにと準備しておく家が多いからです。特に、子供たちはお茶やお酒よりジュースを飲みますから、子供たちを歓迎しているという意味合いがあります。

■自動販売機の不思議
沖縄には他地域には見られないメーカーの自動販売機も多く、価格設定もオーナーさんやメーカーでまちまちで、50円くらいで売っているものもあります。また、商品をあえてはっきり明示しないで宝くじのようになっている自動販売機もあります。

面白いものでは、地元のサッカーチームであるFC琉球を応援するために、自販機で購入した額の一部がFC琉球に寄贈されるという応援自動販売機もあります。

沖縄の茶道?「ぶくぶく茶」はセレブの味

ぶくぶく茶とちんびん

ぶくぶく茶って何?

ぶくぶく茶というのは、沖縄で飲まれているお茶の一種で、ソフトクリームのような泡を飲む(食べる?)という珍しいお茶です。こうした泡を飲むお茶は、日本でもいくつかしか種類がなく、振茶と呼ばれるそうです。

沖縄では、中国から伝わってきた様々なお茶と、日本から伝わってきた茶道の技術があって、ぶくぶく茶という独特の茶道ができたと言われています。

油っぽい食事の後に消化を助ける効能があるといわれ、沖縄ではお祝い事の際に飲まれていました。戦争中に茶器や良い水が手に入らなくなり、技術者も多く失ってしまって、一時は失われた技術になっていましたが、人々の努力によって復活し、今日に至っています。

その食感は本当に柔らかい、泡を食べているという感じ。しかし、泡だからこそ立ち上ってくる香りが楽しく、そしてほのかな甘みを楽しむことができます。ちょっとベトベトしてきたら、底にあるお茶を少しすすって、また泡を食べて。。。食べること自体が楽しい飲み物と言っていいでしょうね。

沖縄でレアかつセレブなひと時を過ごしたいなら、ぶくぶく茶に是非ともチャレンジしてほしいと思います。ちなみに、筆者は少々苦手です。。。

ぶくぶく茶の作り方

ぶくぶく茶の作り方は、以下のようになります。

  1. 煎り米を作る
  2. 煎り米湯を作る
  3. 茶湯を作る
  4. 泡を立てる
  5. お茶を入れて泡を乗せる

詳しくは、以下のWebサイトに詳しく載っています。ご自分で作ってみたい方はぜひ見てみてください。

【参考:ぶくぶく茶って、どんなお茶?「ぶくぶく茶の作り方」】

作る際に、お水は硬度の高いお水でないと良い泡が立たないそうです。

沖縄では、サンゴ礁が溶け込んだ質の良い硬水が昔はそこかしこにありました。特に、日本の名水百選にも選ばれた垣花樋川(かきのはなひーじゃー)の水が最も良い泡が出るといわれています。

今は水道の水も軟水になっているため、硬水のミネラルウォーターなどを利用して作られることが多いそうです。

味の違いは主に、使うお米と、使う茶葉によって決まります。個人的には茶葉はさんぴん茶を使った方が泡を食べた時に香りが楽しめてよいと思います。泡はお米が使われていることもあって少し甘いので、そこが筆者は少し苦手なんですよね。お茶味でいいのに、と思ってしまいますが、でも女性にはそこが人気なんだそうです。

ちなみに、お店でぶくぶく茶を頼むと一杯あたり500~800円くらいが相場です。
点てたお茶をいただくという感じですので、少し普通のお茶よりいいお値段になります。

添えるお菓子は何でもいいとは思いますが、やはりちんすこうがベストだと思います。

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ぶくぶく茶の歴史

ぶくぶく茶の起源は諸説あり、最も古いもので豊臣秀吉の時代からあったと言います。また、別の説としては18世紀にぶくぶく茶とおぼしき記述のある資料があり、そこが起源だという話もあります。

地域も様々に言われていますが、有力なものとしては那覇で生まれ、首里で飲まれることが多かったというところでしょうか。というのは、首里付近の「良い水」ではきれいな泡が立たず、那覇の塩っぽい水の方が泡が立ちやすかったということが言われているからです。
(ここで言う首里とは、首里城でおなじみのかつての琉球王国の都。那覇というのは、もっと低地の、海沿いの地域を指します。現在ではどちらも那覇市に属しています。)

これらは主に外交の際に客人をもてなすところで振舞われたことから、上流階級の男性が主にその作り手だったそうです。それが時代と共にだんだんと庶民にも普及していって、お祝い事などの際に飲まれたり、特別な日に飲まれていたそうです。普段から常用している人もいて、ぶくぶく茶売りが町を毎日歩いていたという記録もあります。

第二次大戦前まではよく飲まれていましたが、戦争の中ですたれていってしまいます。道具が焼けて無くなってしまったり、水を選ぶことが難しくなったなどの理由があると言われます。

戦後、戦争で失われていたぶくぶく茶を作るための道具(鉢や茶せん)を持っていた本土の人が沖縄の人にまた返してくれたところから、研究と情報収集が成されて少しずつぶくぶく茶が復興していったそうです。

現在ではNPO法人である「沖縄伝統ブクブクー茶保存会」「古琉球茶道ブクブク茶あけしのの会」などが伝統的なぶくぶく茶の保存と伝承に力を注いでおり、一方で観光用にカフェやホテルなどでぶくぶく茶が飲めるようになってきています。また、派生商品であるブクブクコーヒーなど、新たな展開も見せるようになってきています。

 

ぶくぶく茶に関する書籍

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沖縄健康茶読本

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【参考】
ぶくぶく茶って、どんなお茶?

沖縄におけるブクブク茶の現状と歴史(PDF。注意)

沖縄人はハーブティーが当たり前「さんぴん茶」

さんぴん茶

謎の飲み物?さんぴん茶とは?

沖縄では、随所で「さんぴん茶」という飲み物が販売されています。

さんぴん茶とは、一般的に言うジャスミン茶のこと。
中国語でジャスミン茶を表す香片茶(シャン・ペン・ツァー)がなまって「さんぴん茶」になったとのこと。沖縄は独特の言語や発音がありましたから、聞いたままを表現しているうちに少しずつなまっていったんでしょうね。

沖縄ではさんぴん茶が缶でも紙パックでもペットボトルでも茶葉でも多様に販売されており、お茶の種類の中では一番人気を誇るそうです。そのためか、どれも普通の緑茶や紅茶よりも安く提供されていて、人気を後押ししています。

中国茶などで楽しむジャスミンティーと比較して、沖縄のさんぴん茶は香りが控えめで、スッキリした味わいが楽しめます。
比較的油っぽい料理が多い沖縄料理とはとても相性がよく、琉球料理店の中にはお客さんに最初に出す飲み物がさんぴん茶というお店も少なくありません。

 

意外に新しい?さんぴん茶の歴史

実はこのさんぴん茶、流行し出してからまだ20年くらいの商品です。

正確には以前からさんぴん茶は飲まれていたのですが、それまでは茶葉を急須に入れて飲む暖かい飲み物でした。

これが、缶入り飲料になって発売されるようになってからコールド飲料として親しまれるようになっていきます。おーいお茶なども最初はそうだったのですが、缶入りのお茶というのはイメージが無くて最初は受け入れられなかったそうです。メーカーの様々な商品開発や広告活動によって徐々に受け入れられていき、大ヒット商品となったのです。

現在ではホットで飲む機会よりも、圧倒的にアイスで飲む機会が増えました。

さんぴん茶の効能

ジャスミン茶はかつてはエジプトのクレオパトラが媚薬として用いていたとか、中国では不老不死の妙薬と言われていたとか様々な逸話があります。さんぴん茶には、一体どのような効能があるのでしょうか。まとめてみました。

  • リラックスさせる → 香り成分の中にリラックス作用が含まれているそうです。
  • カフェインによる覚醒作用 → ジャスミン茶にもカフェインが含まれています。コーヒーや緑茶にも含まれるこのカフェインによって気分が高揚し、眠気が覚めると言われています。また、沖縄ではノンカフェイン飲料としてルイボスティーも多様な形で販売されています。
  • ビタミンCによる美肌効果 → ビタミンCを実は豊富に含んでいます。ジャスミン茶3杯でリンゴ1個分といわれるくらいです。他にもビタミンEやミネラルも含まれていて、体の内側から調整してくれます。
  • ダイエット効果 → 脂肪を溶解する作用があり、皮下脂肪をエネルギーに変換しやすくしてくれます。
  • 二日酔いを抑える → 解毒や鎮痛作用があると言われており、二日酔いにも効果があるといわれています。居酒屋で最後にお茶をお願いするとさんぴん茶だった、ということも沖縄では多々あります。内地ではなかなか無いですね。
  • その他 → 口臭予防、集中力アップ、女性ホルモンのバランス調節、自律神経の安定、不眠改善などなどの効果があるといわれています。

沖縄の人はさんぴん茶を飲む機会が多いので、このような効果の恩恵を知らず知らず受けているかもしれません。リラックスしていて割とテンションが高く、美男美女でお酒に強い、そんな沖縄の典型はさんぴん茶がもたらしている部分があるかもしれませんね。このような効果は香りから受ける部分が大きく、アイスよりはホットの方が効果があるそうです。

沖縄では泡盛もさんぴん茶で割ってたりしますが、それは結局酔うのでは・・・。美味しいならいいのかもしれませんが。

ハイサイ さんぴん茶(ジャスミン茶) 350ml×6本

こういったギリギリな商品名が多いことも沖縄の魅力です(笑)。

【参考】
Wikipedia 「ジャスミン茶」

株式会社沖縄ポッカコーポレーション 「ポッカさんぴん茶物語」