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沖縄で見られるアメリカ風のおみやげ

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沖縄は1945年の敗戦後から、1972年の日本復帰まで27年間、米国の統治下にありました。

それゆえ、米国人向けの配給物資などが多く、そこから沖縄風にアレンジされたものが多く生まれています。

他の記事で挙げている、ブルーシールのアイスクリーム琉球ガラスなどもその流れの中から出てきています。

今回は、沖縄では普通だけど他の地域ではほとんど見かけない、アメリカ風のものを沖縄みやげとして見ていきましょう。

軍の払い下げ品が巷に

だいぶ数は減ってきていますが、沖縄には「軍払下げ品」店というジャンルの店があります。

要するに、在日の米軍の方々のアイテムを(新品・新古・中古で)仕入れて、一般人向けに販売しています。雰囲気のある品が多いので、ミリタリーファンやアウトドア愛好家に好まれています。

 

一般の人にも、ジッポライターやIDプレートのついたシルバーのネックレス、またハードな印象の軍用ブーツは人気があります。

スーパーに売っている食品にも!

スーパーで売っている食品の中にも多くのアメリカ風食品が並んでいます。
代表はやはり、ポークランチョンミート。

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そして、次点はこれではないかと思うのが、キャンベルの缶入りスープ。他の地域ではほとんど見かけません。

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また、コンビーフハッシュも沖縄以外ではここまで並んでいない気がします。

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また、人口あたりのピザの消費量も沖縄は多いと言われています。
お祝い事の定番メニューは、ピザやケンタッキーのフライドチキンです。これは嘘でなく本当の話です。

 

沖縄県民のオキテ

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沖縄といえば、ステーキ?

アメリカ風の文化が根付いたため、沖縄では意外にも?ステーキを食べることが少なくありません。
飲み会のシメにステーキ、ということが沖縄では実際にあります。
しかしながら、沖縄で一般にステーキを食べるときは、それほど高くないことが多いです。店にも寄りますが、100g~200gが1,000~3,000円もあれば食べられるお店がほとんどです。

沖縄のステーキの特徴は、赤身の肉が多いということです。霜降りのような脂身の多い肉は好まれません。
このあたりの肉に対する嗜好がアメリカ的であり、和牛よりもアメリカ産やオーストラリア産の牛肉がよく遣われています。
最近は石垣牛や本部牛というブランド牛肉(和牛)も出てきていますが、まだまだ一般的には上記の肉が多いです。

そして、沖縄みやげとしても人気のあるのがステーキソース。その代表といえばA1(エーワン)ソースです。他の地域でA1ソースを見たことが私はありません。カルディあたりに行けば、もしかしたら売っているのでしょうか?
フルーツベースの、酸味の強いステーキソースです。きっとこの酸味が、赤身中心のステーキ肉を柔らかくする効果があったり、さっぱりした味にさせてくれるのでしょう。沖縄のステーキ屋さんではテーブルに常備されているお店も少なくありません。

 

とはいえ、沖縄はアメリカではない

こうして見ると、沖縄はずいぶんアメリカ的な物が入っているように感じますが、米国人や米国人を家族に持つ人に言わせればアメリカとも随分違うそうです。

あくまでアメリカはアメリカであり、沖縄は沖縄。
沖縄の人は、取り入れて沖縄風にアレンジすることで、自分たちのものを作り出すのが上手です。

沖縄の若い人にとっては、ハンバーガーもタコライスもソウルフードであり、米軍のアイテムを一度は欲しいと思い、同級生にはハーフの人やアメリカや外国国籍の人もいるという経験が当たり前です。そして、それも沖縄だと思っているのです。

決してアメリカそのものではないという意識、また日本と全く同じでもないという独立した民族意識があります。沖縄独立論というのは一つの説としてあるのは事実ですが、それを本気に考えている人は多くはありません。あくまで沖縄人という自尊心が保たれることが沖縄の人たちにとっては大事なのではないかと感じます。