ハンダマ

沖縄には薬草がいっぱい

クワンソウ

沖縄には薬草がいっぱい

クワンソウ

 

沖縄といえば、内地(本土)とは違った自然環境から、独特の生物が生息していることが広く知られていますが、亜熱帯という自然環境の中で育った植物には多くの薬効を保有するようになったものもあります。

現代はいろんな病気がありますが、沖縄の多くの薬草たちは健康食品やサプリメントなどで注目されていて、多くの人々の健康維持・増進のために役立てられています。

そんな薬草を利用した商品も沖縄のおみやげとして、特に中高年齢層が相手であれば非常に喜ばれます。いくつかをご紹介しましょう。

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長生きできる?「長命草」

 

「一株食べると、一日長く生きられる」というところから名前がついたと言われる長命草は、ボタンボウフウという和名のある植物です。長寿につながる薬草として、沖縄では昔から「長命草(チョーミグサ)」と呼ばれています。

いかにも薬草な感じのネーミングですが、普通にスーパーや八百屋さんに並んでいることもあり、家庭によっては普通に食事に混ざっていることもあります。

そんな長命草は、昔から滋養強壮に効果があると言われていて、今は特に活性酸素のダメージを抑制する抗酸化成分の作用が抗がん効果が期待できると言われ、また頻尿などの泌尿器系のトラブルにも効果があると言われています。

その他、高血圧、動脈硬化、神経痛、リュウマチ、鎮咳、鎮静、利尿作用、感冒、咳止めなどの効果が期待できるそうです。

これだけ効果があれば、確かに長生きするしかありませんね。

 

「命の薬(ぬちぐすい)」の代表格「ハンダマ」

 

沖縄料理店に行くと見かけることも多い「ハンダマ」ですが、何のことやらと思う人も多いでしょう。ハンダマは和名では「水前寺菜」とも呼ばれることがあるようですが、沖縄ではハンダマは一般的な野菜としてよく食べられています。

ハンダマはおひたしや天ぷら、サラダなどで食べることが多く、ぬめりが加熱すると出てくるという独特の食感と、葉野菜であるのにやや紫色をしているという特徴を持っていて、サラダなどに色を与えてくれるので料理にも使いやすい素材です。

実はハンダマの紫色はブルーベリーなどにも見られるアントシアニンという色素(ポリフェノール)で、高い抗酸化作用を持っていて、目の疲労回復や眼病予防に効果の高い成分です。

鉄分も多いので、貧血予防にも効果的ですし、「血の薬」と沖縄では昔から呼ばれていました。

低血圧、めまい、貧血、頭痛、不眠症などへの効果が期待できるため、薬膳で多く取り入れられています。

 

初めて見ると驚く「黒人参」

 

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その名前の通り、黒い人参。
一度見ると、人参のイメージが完全に変わります。

人参のような栄養素に加え、アントシアニジンやポリフェノールといった栄養素を多く含んでいて、美容や健康にも大きな効果を発揮してくれるそうです。沖縄でも栽培がされていて、サプリメントや健康食品も多く出てきています。

抗酸化作用、腎機能の強化、目の健康増進、心臓病、アンチエイジングなどの効果があります。薬膳の世界では、黒い食べ物は腎臓に良いとよく言いますが、やはり例に漏れず腎臓の機能を維持・改善する効果が高いそうです。

 

「てーげー」気分にしてくれる?「クワン草」

 

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クワン草はオレンジ色の花をもったきれいな植物ですが、根から花まで残すところなく食べられるという優秀な薬用植物。

興奮やイライラとした神経を押さえてくれる効果があり、また補血作用や滋養強壮にも効果があると言われています。沖縄の人は「てーげー(適当。気楽)」という感覚を非常に好みますが、まさにてーげーにしてくれる薬草です。

沖縄では不眠症にも有効という話が昔からあるのですが、科学的には裏づけらしいものがないらしいです。マウスによる実験では睡眠時間が伸びるのは確認されているそうですが、それだけでは不眠症への効果があるとは言い切れないのだとか。

ただ、それを除いても多くの効果を期待できるとして、様々に用いられています。

 

最も有名なのはやはり「ウコン」

 

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沖縄の薬草としてもっとも有名なのはやはりウコンでしょう。

いわゆるターメリックとも呼ばれるものですが、高い抗菌作用があり、肝臓や胃腸の働きを助け、機能の向上を促す効果があります。結果、滋養強壮などの多くの病気に効果があるとされていますし、アルコールの分解能力もアップします。

胃炎、蓄膿症、肺炎、肝炎 、腎臓炎、胆のう疾患、黄疸、血尿、婦人病、抗酸化、生活習慣病など様々な薬効がありますから、特に現代人にとても有効な薬草です。

ウコン茶や、料理のスパイスとして様々に使うことができます。

 

沖縄の薬草がすごい理由

薬草というのは、それ自体が非常に強い生命力を持っているのが特徴です。

いわゆる薬草と言われるものは、過ごしやすい地域ではあまり育たず、過酷な環境の中で生存するのが特徴です。ですから、人間が食事などで摂取する際にその豊富な生命力を取り込むことができ、様々な病気に効果を発揮するのです。

年中を通して気温が高い沖縄ですが、人間には過ごしやすい面もありますが、植物たちにとってみれば、長期間にわたる強い日差しと、そして激しい雨や、年に何度も訪れる台風との戦いは避けられません。その中で培われた生命力は、まさに「命の薬(ぬちぐすい)」となって私たちに作用してくれるのです。

疲れやすい、年齢の影響を感じる、気になる病気がある、そういった場合は、沖縄の自然が生んだ薬草たちを摂取してみると良いかもしれませんね。

沖縄の県産野菜「島野菜」はいろいろスゴイ!

ゴーヤーチャンプルー

沖縄の県産野菜「島野菜」

ゴーヤーチャンプルー

 

沖縄は、独自の気候や風土によって生育する果物や野菜がまるで違います。

マンゴーやパイナップルなどの南国フルーツが盛んに栽培されているのは非常に有名ですが、一方で野菜はゴーヤーくらいしか有名にはなっていません。

しかし、地元の沖縄では盛んに「島野菜」が販売されていて、レシピと共に沖縄中で販売されています。そして現在、生産、加工、流通・販売までを一貫して手がける六次産業という産業の取り組みが沖縄では盛んに行われているのです。

沖縄の島野菜でアンチエイジング

沖縄の島野菜は近年になってその健康効果が大きく注目されるようになってきています。というのは、その抗酸化作用がアンチエイジングに効果的だと見られているからです。

一般的に、人間にとって酸化というのは老化とほぼイコールであり、抗酸化作用のある食物はこの酸化を防いで細胞の老化を遅らせる効果があると言われています。

沖縄が健康長寿を誇っていた時期、沖縄県の多くの人は高齢者を中心にこうした島野菜を積極的に食べていたと言われています。

沖縄県は日本でも特に日光が強烈な地域だということで有名ですが、普通、植物というのは強い日光にさらされるとしなびていって、枯れてしまうものです。しかし、そんな厳しい環境の中でも青々と健康に育ち、そしてみずみずしい葉や実をつけることができるのは、そうした抗酸化成分を植物たちが体内に持っているからなのです。

ですから、そうした食物を摂取することで、体もしわしわと枯れてしまう、老化状態を防止することができ、若さを保つことができる、というわけなんですね。

沖縄の島野菜にはどんなものがある?

沖縄の島野菜は、非常に多くの種類があるのでここでは正直紹介しきれません。

それでもいくつか紹介しますと、

ゴーヤー:ニガウリ。加熱しても損なわれないビタミンCで夏場の栄養補給に。

島にんじん:きれいな黄色をしているニンジンです。オレンジ色ではありません。

島オクラ:巨大なオクラ。十数センチのものも珍しくありません。

パパイヤ:特に青パパイヤは抗酸化成分が豊富といわれています。

ジービン:つるむらさき。

ハンダマ:葉野菜で、筋の中に紫色が見える珍しい野菜。鉄分、抗酸化成分が豊富です。沖縄ほうれん草という別名があるとかないとか。

島らっきょう:大きなというか別種にしか見えないラッキョウ。島オクラと同様のサイズで、てんぷらや漬物でよくお目にかかります。

ウリズン:ウリズンとは沖縄の初春を表す言葉ですが、この時期に採れる四角豆を言います。

ナーベラー:いわゆるヘチマ。沖縄では炒めたり味噌で煮込んで食べます。

シブイ:冬瓜です。冬瓜といいますが、夏にできて、冬まで保存が利きます。ただし、直射日光に当たらず、常温のところで保管しましょう。

モーウィ:赤瓜といいますが、漬物の形でよく食べられます。

フーチバー:ヨモギ。沖縄では豚や山羊の料理の臭いを消したり、ジューシー(炊き込みご飯、雑炊)に入れて食べます。

ターンム:田芋。普通のサツマイモよりも水っぽく、粘り気があるのが特徴。てんぷらにしたり、お菓子の材料にしたり、マッシュして栗きんとんのようにして食べます。

キリがないですね。
こうした食材は市場ではたくさん売られていますし、またスーパーなどでも近年非常に推されている人気商品です。地産地消と言いますが、やはり地元で作ったものは安く手に入りますし、その土地の人の体にもあるのでしょうね。

今では、日本中から要望があるので全国発送も行われているようです。

 

 

沖縄の島野菜料理に困らないために

沖縄には、島野菜の名前がわからないと注文しにくい料理が多いです。

たとえば、マーミナーチャンプルー。
これは何かというと、「もやし炒め」なんですね。
方言で書かれていると、何のことだかサッパリです。

ですから、沖縄の食堂でよく見られるメニューをいくつか紹介します。

  • ゴーヤーチャンプルー:これは有名なので省略
  • マーミナーチャンプルー;マーミナーはモヤシ。チャンプルーは省略されることもあります
  • ナーベーラー:ナーベーラーだけ書いてある場合、ヘチマを島豆腐などと一緒に味噌味で炒め(煮)したものが多いです
  • フーチバージューシー:ヨモギの入ったジューシー(炊き込みご飯、雑炊)
  • ニンジンしりしりー:県産のニンジン(島にんじんに限らない)を細く切って油で炒め、最後に卵をかけて炒めながら混ぜ合わせたもの。つまみとして
  • パパイヤイリチー:パパイヤの炒り煮。イリチーは炒めながら煮る料理

このくらい知っておくといいと思うのですが、個人的なイチオシの料理は、沖縄の食堂にしか見られない「味噌汁定食」です。

味噌汁定食というのは、島野菜による具だくさん味噌汁のことで、通常の味噌汁の3~4倍のボリュームと、大胆なサイズで入った野菜(卵が入ってることも多い)が魅力的な味噌汁です。定食ですから、小鉢とご飯がついて来ます。

ちなみに、沖縄の定食屋では「定食」という言葉が省かれていることがあります。メニューに「ライス」「味噌汁」「刺身」とあって、これを三つとも注文すると、上記の大きな味噌汁に加えて、ごはんと小鉢、そしてライスと刺身(定食)のごはんと味噌汁もついてきてしまいます。

さらにわかりにくいことに、沖縄では「おかず」というメニューがある食堂もあり、おかずにライスと味噌汁が当然ついて来ますので気をつけましょう。「定食」というとなぜかご飯・味噌汁・小鉢・ちょっとした刺身がセットになっていることが多いです。

メインを島野菜にしても、十分なボリュームの食事が楽しめますよ。

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