書籍

沖縄めぐりを楽しくしてくれる「通」の書籍たち

沖縄の石畳

沖縄めぐりを楽しくする書籍

沖縄の石畳

 

沖縄を扱った書籍というのは非常に多いのですが、観光などで来る方は観光地やショッピング、また飲食店やドライブマップのような書籍を利用されている方が多いと思います。

今回は、そういった定番ではなく「通」になれる書籍を紹介したいと思います。
これを読んでおけば、旅がより味わい深くなるのではないでしょうか。

やっぱり「ブラタモリ」は面白い

まず紹介したいのがNHKで放送されている「ブラタモリ」の本。
沖縄にもタモリが来て色々と歩き回っていましたが、首里城やナハについての様々な情報が紹介されています。観光地を押さえつつ、その歴史や味わいに興味を持たせる内容になっているので、是非ご覧いただきたいです。

 

ブラタモリ 6 松山 道後温泉 沖縄 熊本
KADOKAWA (2016-12-16)
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今回は沖縄が載っているものを紹介していますが、2017年の年初に放送されていた、横浜のハマに関する話も、沖縄といろいろオーバーラップする状況があって面白かったです。

地元ガイドの底力「那覇まちま~いの本」

こちらは那覇の観光ガイドを行なっているガイドさんたちが執筆している那覇に関する書籍です。地元の人も知らないようなウンチクが多くあり、見慣れた町の景色もどこか違って見えるようになります。

 

地元ガイドが書いた那覇まちま~いの本―一緒に歩こう那覇のまち
那覇まちま~い
ボーダーインク
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私もガイドをお願いして巡ったことがありますが、たくさんの歴史が那覇の町のあちらこちらに残っていることに驚きました。そして、ガイドさんは職場を引退された方も多いのですが、年齢の割に皆さんご健脚です。

ガイド料金も控えめで利用しやすいので、歴史散策がお好きな方や、イベント性のある観光がしたい方は是非どうぞ。

那覇まちま~い

使って嬉しい「ランチマップ」

こちらは紹介できる画像が無いのですが、今、沖縄で人気のあるジャンルとして、「ランチマップ」という書籍があります。

これは地域別に作られていて、周辺のお店を紹介しつつ、掲載店のランチが500円で食べることが可能というもの。1000円で購入できるので、3~4回使えば充分に元が取れます。同じお店でも何回か使えます。ただし、期間限定ですから注意してくださいね。

書店や一部コンビニで販売されているので、ある程度長期ステイになる人は購入してみてもいいと思います。種類も沖縄そばはもちろん、カフェランチからバーガーショップ、カレー、ハンバーグ、沖縄料理などなど盛りだくさんで魅力的です。

その他にも沖縄の書店には地元情報を紹介する本が豊富にありますので、お土産探しの際にはぜひ書店にも立ち寄ってみてくださいね。

レキオストリート式 おみやげランキング(2015年8月~2016年7月)

レキオストリート的 おみやげランキング

ランキング

 

今年は集計に時間がかかりましたが、
「沖縄みやげ案内レキオストリート」の独自集計によるランキングを紹介します。

【昨年のランキングはこちら】

今回の集計期間は2015年8月から2016年の7月までの1年間です。

ぜひ、沖縄のおみやげ選びの参考にしてください。

昨年はトップ10まで紹介しましたが、
今年はトップ10は同数で並ぶものが多かったため、
トップ5で紹介したいと思います。

では、5位から見ていきましょう。

 

5位:、かりゆしウェア

 

過去記事はこちら

5位は沖縄の夏の定番、かりゆしウェア。

これを着ている人が多いと、沖縄に来た感じがしますよね。
ちょっと砕けた感じで、着心地も楽。
出張で沖縄に来た人も、ついつい購入してしまうというかりゆしウェア。

最近はネットの直販をしているお店が増えてきています。

中には、かりゆしウェアではなく、普通のアロハシャツを、
「かりゆしウェア」の名目で販売していることもあります。

正しいかりゆしウェアについては、過去記事を参考にしてください。
ポロゆしも毎年新しいものが出ていますので、プレゼントなどに是非どうぞ。

最近は冬シーズンにも耐えられる長袖仕様も出ています。

 

4位:沖縄本

 

ウチナーあるある
ウチナーあるある

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過去記事はこちら

4位は、沖縄本。
沖縄に関する本がこのサイトからたくさん見られています。
観光本と言うよりも、沖縄に関するマジメな本を見てくれているようです。

今、社会的政治的にも注目され、経済的にも「ラストリゾート」と呼ばれて注目されている沖縄ですが、きちんと理解したいと考えている方も多いのですね。

沖縄の書店には沖縄に関する本が非常に多く並んでいます。
郷土研究が盛んな沖縄ですが、それだけアイデンティティを大事にしているのですね。
日本人でもあり、沖縄人でもある。そういった沖縄県の独特の感覚を知りたいという人が是非多くなってほしいものです。

 

3位:やちむん

 

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過去記事はこちら

続いて3位は食器、やちむんがランクインです。

毎年、多くの人が沖縄を訪れ、おみやげにやちむんを購入していきます。
やちむんの聖地(?)である壷屋や読谷の窯には、多くの観光客が訪れます。

何を隠そう、私は結婚式の引き出物でやちむんを招待客にプレゼントしました。
もらって嬉しく、そして愛嬌と温かみのあるやちむんは、おみやげでも引き出物としても人気者なのです。

やちむんも種類が非常に増えてきて、デザインも様々です。
過去記事はやちむんについて詳しく扱っているので、よければ是非ご覧ください。

 

2位:珊瑚(サンゴ)アクセサリー

 

過去記事はこちら

2位は、芸能人の事件からも話題になった珊瑚がランクインしました。

沖縄といえば珊瑚というイメージを持っている人も多いですが、それがどのようにアクセサリーになっているのかご存知ない方も多いのではないでしょうか。

サンゴも多くの種類があり、商品ラインも豊富です。
サンゴのアクセサリーをつけるだけで、アジアンビューティー度アップです。

観賞用に、また着装用に、是非見てみてはいかがでしょうか。

 

1位:うっちん(ウコン)

 

過去記事はこちら

1位は、なんと「うっちん(ウコン)」。

正直私も非常に意外でした。

検索からの反響としては、「さんぴん茶」が一位だったのですが、実際におみやげとして購入されたり選ばれているのは沖縄産のウコン製品だったんですね。

最近は若者のお酒離れが進んでいるといいますが、沖縄では以前としてお酒の文化は根強く残っているように感じます。胃や肝臓を大事にするためにも、うっちん製品をしっかり取り入れましょう。最近は居酒屋でもうっちん茶が頼めるところが増えましたね。

肝臓の機能を高めるので、体の調子を整えたり、代謝を高めてダイエットにも効果を発揮してくれますよ。

 

 

総評

以上が一年間のランキングでした。
今年は更新・発表が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。

皆さんが購入したことのある品物はありましたか?

普通のおみやげランキングだと、ほぼ間違いなく「ちんすこう」が一位になりますが、ここのランキングだとあまり上位に来ません。

割と通のおみやげが選ばれるレキオストリートでは、意外なものがランクインして来るのが特徴です。

食品類が沖縄のお土産では定番ですが、旅行慣れした方や通の方、また沖縄が地元という方へのお土産には、少し定番を外して、上記のランキングのものが良いのかもしれませんね。食品はアンテナショップでも購入できますし、ちょっと意外性を出して、こういったものを現地で買い付けたりネットで注文すると喜ばれるのではないでしょうか。

ランク外になりましたが、その他に評価が高かったのは、

といったものがありました。

沖縄の魅力とおみやげを、地元民の目線でお伝えしていくレキオストリート、これからも頑張っていきますので、ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

 

沖縄はマンガで地域学習!「沖縄まんが物語」

沖縄まんが物語

全国初の地域学習マンガ全集「沖縄まんが物語」

沖縄のお土産品として、また沖縄をもっと知りたい、沖縄に移住してきた、そういう人にぜひ紹介したいのが、全国初の地域学習マンガ全集である「沖縄まんが物語」です。

沖縄は地域研究が非常に盛んですが、歴史の勉強ではなかなか勉強することができない内容や、近代の偉人たち、社会の構造などがマンガでわかりやすく描かれています。

地元の人も知らなかったと驚くようなエピソードも多く、読めば沖縄について興味が湧き、また沖縄がもっと好きになる、そういった内容のマンガ本です。

沖縄に行きたい、という方の事前学習にも最適で、コンセプトをもった旅がしたいのであればアイデアを提供してくれる本でもあります。

作られたキッカケ

もともとは地域資源を題材にして、地域への理解を深め、地域振興や人材育成に役立てることができるようにと沖縄県から委託を受けて行なわれた事業でした。

そのため、教育機関を中心に多くの分野で購入されたという実績があります。

内容も非常に多岐にわたり、文化や芸術、歴史はもちろん、スポーツや医療、SFや観光、お土産に至るまで、幅広い分野からエピソードが抽出されていて、様々な角度から沖縄に触れることができます。

残念なことに書店ではかなり品薄で、なかなか手に入らなくなっています。
Amazonの中古品は価格が5倍近くなっていて焦りました。

ですが、電子書籍の形で提供されています。
こちらは元の書籍版の3分の1くらいの価格で購入可能です。

 

ぶっちゃけた感想

私も数冊読みました。
全冊読みたいのですが、探せる範囲では全部を見つけることができず。。。
一冊あたり、300~400ページくらいありますから、読むのもそれなりに大変です。
もしかすると、沖縄以外の地域の人だと、方言まじりのセリフも多く、多少読みにくい印象を持つかもしれません。

マンガの内容としてはとても興味深いです!
しっかり取材してあることがわかりますし、普段なかなか興味の幅が追いつかない部分についても紹介されていますから、沖縄に対する理解が深まることは間違いありません。

個人的にはスポーツ大好きなので、第一巻はオススメです。
野球やウエイトリフティングなど、沖縄スポーツの歴史を見ることができます。

マンガ好きな私としては、マンガ自体のレベルは正直「・・・」という部分はあります。たとえて言えば、進●ゼミのマンガの方が画力などは高いと思います。また、回によって作者も違うため、品質のバラツキも大きいのは気になります。

ただ、それを差し引いても読むだけの価値があり、よくぞこのページ数にこれだけ情報を詰め込んだなと思うほどです。編集した人をむしろ褒めたいという内容です。いや、もちろんマンガ描いてくれた方にも感謝なんですけどね。

サンプルはこちらから。

【沖縄まんが物語(公式サイト。ページ下段にサンプルあり)】

 

どんな内容?

巻によって内容が違います。以下のような内容です。
カッコ内は私がテーマについて補足しています。

◆Ⅰ巻:人物・歴史・スポーツ篇
1.月下武人 佐久本嗣男の空手道
2.黄金の旋風 沖縄甲子園記
3.県立病院は眠らない(救急病院)
4.おもりそうし(ウェイトリフティング)
5.礼(なぎなたがテーマ)
6.Uchinanchu In The World(世界のウチナーンチュ大会)
7.琉球英雄伝(沖縄の戦国時代の話)
8.What a Wonderful Sweets Memory(沖縄のお菓子の話)
9.島の上等むん かりゆしウェア
10.シーサー物語

◆Ⅱ巻:文化・観光篇
1.美ら鍵(美ら海水族館の話)
2.結(リゾートウエディング)
3.組踊ナウ
4.平敷屋朝敏(沖縄の歌人のエピソード)
5.沖縄の歌、琉歌です
6.沖縄の民話
7.那覇大綱挽
8.チムドンドン(エイサーの話)
9.まんが沖縄観光MAP
10.北窯四人衆(読谷村のやちむんの里の話)

◆Ⅲ巻:産業・特産篇
1.We can do IT(IT産業の話)
2.沖縄コスメ物語
3.おりものがたり知花花織
4.科学の種未来へ
5.モロモロもろみ酢
6.シークヮーサー物語
7.沖縄塩物語
8.沖縄薬草物語
9.Okinawan Farming 沖縄農業
10.沖縄をアジアの物流拠点へ
11.世界へ響け♪美ら音 From Made in OKINAWA(オーボエ製作会社の話)

◆Ⅳ巻:自然・環境・etc.篇
1.地球救助隊(SF、としか言いようがない)
2.ぼくらのサンゴ礁
3.ヤンバルクイナの声が聞こえる
4.聴導犬まつ君物語
5.おいしく健康に(もずく)
6.島豆腐上戸(島豆腐、豆腐よう)
7.沖縄北農豚チャーGood!!(北部農林高校のオリジナル豚開発話)
8.沖縄お気軽グルメ おきグル
9.せかめし!(世界の料理)
10.笑顔でアロハ(フラダンス)
11.就活物語
12.ちゅらぐくるアクション!(マナー講座)
13.いっぺーじょーとぉーうちなーの介護お助け本

◆Ⅴ巻:外国語篇
1.月下武人 佐久本嗣男の空手道 英語版
2.月下武人 佐久本嗣男の空手道 フランス語版
3.月下武人 佐久本嗣男の空手道 ポルトガル語版

書籍版での発注は現在、発刊元のホームページのみでの受付です。

【沖縄まんが物語(公式)】

民間人から見た沖縄戦の記録「鉄の暴風」

鉄の暴風

鉄の暴風とは?

鉄の暴風とは、沖縄戦(1945年3月26日~1945年6月23日)の間、あまりにも多くの銃弾や砲弾が飛び交った状況を表現した言葉です。

沖縄タイムス社が出版した書籍のタイトルとして採用されていて、 この本は、沖縄戦の様子を沖縄県民の視点から記録したものとして評価されています。

沖縄戦を経験したのは当時の軍人・兵役についていた人たちでしたから、武力を持たない民間人による記録が多くないのは当然のことで、民間人から見た戦争が記録されている貴重な資料です。

戦後の沖縄では、戦争の悲劇を繰り返さないために、このような記録が数多く残されるようになっています。 沖縄の書店ではロングセラーとしてよく見かけるのですが、残念ながら本州の書店では見かける機会はほとんどありません。

 

沖縄戦の犠牲者

沖縄での日米両軍、そして民間人を合わせた戦没者数は20万人を超えると言われています。

また、沖縄出身者の死亡数はそのうちの12万人超と言われ、当時の沖縄の人口の約15%程度が戦争により命を落としたことになります。

現在も遺族たちの努力により、生死の確認が行なわれた方が平和記念公園にある平和の礎に名を刻銘されるようになっています。

この戦争で使われた銃弾・砲弾は、アメリカ軍側だけで2,716,691発。

このほか、砲弾60,018発と手榴弾392,304発、ロケット弾20,359発、機関銃弾3,000万発弱が発射されたといわれ、暴風で土砂崩れが起こるように、激しい砲撃で地形が変わったところもあるといわれています。まさに「鉄の暴風」であったといえるでしょう。

これらの砲弾の中には不発弾も少なからずあり、沖縄では現在でも、新規に建築作業や土地改良を行なう際には、必ず不発弾調査をまず行なってからすることになっています。そして、何かの際に不発弾が見つかることもしばしばです。

沖縄戦で主戦場となったエリアを考えると、一人でも1ヶ月もあれば歩き回ることが十分すぎるほど可能な広さしかありません。それが3ヶ月間続いたというのは、相当頑強な抵抗を日本軍も見せていたということがわかります。熾烈を極める戦いは、沖縄という土地そのものにも文字通り大きなダメージを残しているのです。

 

平和教育の場としての沖縄

沖縄は最も激しい地上戦があったということで、平和教育が盛んです。

よく「日本で唯一地上戦があった」と言いますが、正確には他の地域(現在は日本領でない地域を含む)が複数存在するため、「大規模戦闘が行なわれた唯一の地域」という言い方が正確になります。

沖縄では戦争体験者による講演会や、戦争の悲惨さを伝えるビデオ学習が学校教育の中で必ず盛り込まれますし、民間でのそうしたイベントも盛んに行われています。

生活圏内に米軍基地があることもあって、戦争というものが今もどこかであるということに敏感になるしかありません。

基地反対運動などはそうした体験と心情から出ているものであり、単純な政治的なイデオロギーでは片付けられないものであり、時折聞こえてくる交付金目当てといった声とは遠い位置にあることは地元民の感覚として確かだと感じます。

現在、戦争から70年が経ち、戦争体験者が高齢化し減って行く中で、そうした体験を伝える人がいなくなっていくことが問題視されています。

県外からの修学旅行の際も、平和学習が盛り込まれることがほとんどですが、体験者たちの残した貴重な心情の言葉を是非聞いてほしいと思いますし、沖縄をただのリゾート地、観光地で終わらせないためにもこうした歴史や文化についても県外の方にもご理解いただけたらと思います。

もしも書店などで見かけたら、ぜひ一度手にとって見ていただけたらと思います。

おみやげ品とは少し異なりますが、こうしたものも本サイトを通して紹介させてもらえればと思っております。

 

沖縄戦記 鉄の暴風

沖縄戦記 鉄の暴風

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沖縄タイムス社
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