沖縄ビジネスカジュアルの新定番「ぽろゆし」

ぽろゆし

沖縄ビジネスカジュアルの新定番「ぽろゆし」

(ぽろゆし) ぽろゆし前開ポロシャツ メンズ ホワイト L
沖縄のクールビズといえばかりゆしウェアというのが基本ではあるのですが、最近広がってきているのが「ぽろゆし」です。

簡単に言えば「沖縄を連想させるようなアロハ柄のポロシャツ」と言ったところでしょうか。
沖縄で言う「微吉(ほろよし)=何となく良い」とポロシャツをかけて命名されたというこのシリーズは、アイロン不要なことや楽な着心地であることが受けて、今では多くの企業で認められ、ユニフォームにもなっています。

ぽろゆしのはじまり

ぽろゆしは、最初は大手が開発に協力してくれなかったこともあって、小さなラインで生産されていました。

それが国産の高品質商品となって良かった面もありましたが、今ではより多くの人に着てもらうために生産ラインを海外に移して大量生産が行なわれるようになり、従来のものよりも価格が3~4割安い商品が市場に増えてきました。これが普及を押し上げて人気商品にした一因と考えられます。

また、かりゆしウェアのブームがひと段落した時期だったこともあって、新しい沖縄発のファッションムーブメントが求められていたこともあってぽろゆしは2010年代に登場して強く支持されるようになりました。

今では多くの企業がぽろゆしの製作と販売を手がけています。

ぽろゆしで町おこし

最近、このぽろゆしによる町おこし効果を狙った取り組みが増えています。

たとえば、うるま市や宜野座村などでは地域限定のポロゆしが作成されています。また、沖縄市のコザではエイサー祭りの時期にエイサーぽろゆしが販売されたり、いろんなイベントとぽろゆしを組み合わせるケースが続々と現れました。

毎年新しいデザインが登場するので、毎年訪れてイベントを堪能するリピーターの中には、このぽろゆしを継続的に購入してコレクションとする人もいるそうです。

ぽろゆしあれこれ

■ ぽろゆしの価格
ぽろゆしの価格帯は、メーカーによって幅があります。

普及品はセールなどで3000円~5000円前後で販売されていることが多いです。
新作などはおおよそ5000円~10000円程度の幅になります。特殊に加工されたものや、織りや染めに伝統工芸技術が施されたものなどはそれ以上の価格になります。

感覚としてはかりゆしウェアと同程度の価格と考えて良いでしょう。

■ ぽろゆしの利用シーン
ぽろゆしの利用シーンは様々で、ビジネスでもカジュアルでも可です。

ビジネスシーンでは、かりゆしウェアよりもカジュアルな感じになりますので職場を選ぶ面があること、また冠婚葬祭の場での利用は今のところあまり無いといえるでしょう。
リラックスした雰囲気を出したいサービス業などで利用されている印象です。

ジーンズやスラックスと合わせてカジュアルに着ても違和感が無いので、おみやげや贈答品としても喜ばれます。

とはいえ、内地のビジネスシーンでの着用は今のところ難しいと思われますので、あくまで沖縄県内の話としてお考えくださいね。

【参考】

こちんだアトリエ 「”ぽろゆし”が生まれるまで」

ハブボックス 「ぽろゆし特集」

沖縄人の酒豪の秘密?「ウコン(うっちん)」

ウコン

沖縄人の酒豪の秘密?「うっちん(ウコン)」

沖縄の人はお酒が強い。そんなイメージを持っている方も多いと思います。
沖縄の人がお酒が強いと思われている理由はいくつかあります。

  • そもそもお酒に強い(遺伝子的に)
  • 泡盛がアルコール度数が強い割に二日酔いしにくい
  • 飲まなくてもずっと飲み会にいるので強く見える
  • 日頃の食生活が肝臓などを強くしている

などあるのですが、その一助となっているといわれるのが今回紹介するウコン(うっちん)です。

ウコンは英名がターメリックというので、カレーなどのスパイスでおなじみですが、健康食品として注目されています。

沖縄は日本国内でこのウコンを栽培している数少ない地域で、寒さに弱いウコンが育つには日本で最も適した気候条件がそろっており、品質の高いウコンが生産できると評判なのです。

沖縄の人は、自然とこのウコンに親しみ、「うっちん茶」というお茶として摂取することもあるし、健康食品として加工されたものもあちらこちらのお店で見かけることができます。

ウコンの種類と効能

ところで、ウコンと一口に言っても実はいくつも種類があります。
日本国内で主に利用されているのは次の三種類で、薬効なども異なります。でも、沖縄ではあまり区別せずに「うっちん」と言っている場合も多いのだそうです。

■春ウコン
春ウコンはウコンの王様といわれるほど栄養分や効能が豊かです。
精油成分とミネラルが豊富で、肝臓を中心として様々な内臓の健康維持に効能があります。
アンチエイジング効果、生活習慣病やメタボの原因を作る活性酸素をクルクミンや製油成分が取り除きます。ビタミンC・Eも同様の効果が見込まれますが、より速効性があるというデータがあるそうです。
また、抗癌作用もあるので、春ウコンを摂取していれば癌も怖くないという話もあるくらいです。
そしてカルシウム、ミネラル、鉄分など不足しがちな栄養素を多く含みます。少し苦味が強いため、加工してサプリメントなどに利用されています。

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■秋ウコン
通常、ターメリックといえばこれです。他のウコンは同属ですが別種です。
肝臓の機能を助けるクルクミンがウコンの中でも多く含まれるため、お酒をよく飲む方、ストレスや不規則な生活で肝臓が弱っているという方には最適と思われます。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるほど、なかなか根をあげませんが、一度不調が表に表れると重大な局面になっていることが少なくありません。普段からケアしておくことが重要です。
そして、血液をサラサラにして高血圧を予防します。
秋ウコンは副作用の心配がなく、苦味も少ないので、粉末状にして料理などに使われることが多いです。

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■紫ウコン
さすがの沖縄人も区別する紫色のウコン。紫うっちんと沖縄では言います。
最近の研究や臨床データで、紫ウコンは、胃粘膜に棲みついて胃潰瘍や十二指腸潰瘍を引き起こしているピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)の駆除に優れた働きをしていることが明確な結果として出ているそうです。
紫ウコンは慢性的な胃炎の治療薬として漢方薬・生薬として用いられています。
また、癌細胞の育成抑止効果もあるということがわかってきているそうです。
ダイエット効果が見られるということで、メディアへの露出も増えてきて、徐々にその知名度を上げてきています。

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日本と沖縄のウコン歴史

日本全国で見たとき、ウコンは江戸時代に生薬として珍重されていたそうです。このときは春ウコンが主流だったといわれています。また、国内での栽培が難しかったため、当初は交易によってこのウコンは日本国内にもたらされていたと考えられます。
それが明治時代になると、漢方医学がすたれ、西洋医学が医学の主流になっていきます。この流れの中で、生薬として用いられていたウコンは廃れていくようになりました。

沖縄においては、昔から栽培が続いていましたが、沖縄は生産だけでなく消費量も多かったため、沖縄で生産されたウコンのほとんどが地域の中で消費されたと言われています。海を越えて本州に入っていくことはなかったようです。本州でウコンが廃れていった明示以降も、沖縄の中では栽培が続けられ、民間薬として伝えられてきたと言われています。

ウコンの効能まとめ

ウコンの効能は非常に多く、上記のように種類によっても異なるのでわかりにくいです。
ここでは、ウコン全般に共通する効能だけを紹介します。

  • 肝臓機能の強化
  • 糖尿病とその合併症予防
  • 風邪予防
  • アレルギー、花粉症の改善
  • 防虫剤
  • 入浴剤(美肌、神経痛、皮膚病、肩こり、腰痛、リュウマチなど)
  • 内臓機能強化
  • アンチエイジング
  • コレステロール改善、動脈硬化予防

こうした様々な効果があるウコンですが、沖縄のお土産品としてはまだまだ地味で今ひとつ目立っていません。
本州の健康食品会社に押され気味ですが、沖縄産の良いものがもっと流通してほしいと思います。

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【参考】

Wikipedia 「ウコン」

春ウコン研究会

沖縄の飲み物たちが面白い

さんぴん茶

沖縄の飲み物たちが面白い

沖縄の自動販売機
沖縄は高温多湿で、冷たい飲み物が美味しい地域柄でもあります。

そして、沖縄では地域限定の飲み物が非常に多く販売されています。自動販売機を見ても、他の都道府県にはあまり見られないものが並んでいることもしばしば。

今回はその飲み物たちについて紹介します。

沖縄の商業の歴史

上述のように、沖縄に独特の飲み物が多くなった理由は、沖縄の特殊な歴史によるところが大きいです。

沖縄は1945年の戦争終結から、1972年に日本への復帰を果たすまでは米国の統治下にありました。

この頃、ブルーシールアイスクリームのような乳製品メーカーなどもそうですが、基本的に在日の米軍のための食品メーカーが多く入ってきたことと、そして米国の法律と旧来の日本の法律と折衷した形で商習慣が作られていました。

そのため、日本本土で飲まれているような飲み物に加えて、米国資本の飲料メーカーも多数入っており、地元の飲料メーカーはそれらと時には競争し、時には提携したりしながら商品を提供していました。

それが1972年に日本に復帰するようになると、今度は日本国内のメーカーが入ってくるようになります。しかし、元々米国資本で作られていた会社と日本における会社との間で習慣や商品に違いがあったため、沖縄では商品において提携はするものの会社は資本を同じくして別会社として経営されることが多かったのです。その習慣は今日まで続いています。

別会社で、商圏も地域に限られているということから、地域密着の商品開発が進み、多くの地域限定商品が県民の嗜好に合わせて生まれるようになりました。今では当然のように売られているさんぴん茶やルイボスティーも、簡単には売れなかったと言いますが、長い年月をかけて広告して商品を浸透させてきました。

今では県内に向けたものだけではなく、沖縄に観光に来る人のための商品開発も進んでいます。

沖縄でよく飲まれる飲み物

沖縄で一般的によく飲まれる飲み物には、次のようなものがあります。

■コーラ
沖縄はとにかくコーラがよく並んでいます。おじいさんおばあさんもコーラを飲みます。
しかも、コーラの種類がとにかく多いです。

■さんぴん茶
今では代表的な沖縄の飲み物になりました。詳しくはさんぴん茶の記事をお読み下さい。

■レモンティー
本州ではレモンを紅茶に入れるという概念はあると思いますが、レモンティーであることをこんなに強調していることはありません。沖縄ではレモンティーという商品が喫茶店やお店、自動販売機にずらりと並んでいます。
柑橘系が入ったさっぱりとした味わいが、沖縄の風土では味覚にピッタリ合うようです。

以下の商品は、沖縄で人気の食堂で提供されているレモンティーをそのまま商品にしたもの。

■ミネラルウォーター
正確にはミネラルウォーターばかりでなくナチュラルウォーターやボトルドウォーターも多いようですが、沖縄の特殊な水資源を活かした商品を各メーカーが出しています。

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■炭酸飲料
これもいろんなメーカーがいろんな商品を出しています。本州では既に販売が終わっているようなものも地域限定で取り扱っていたりします。やっぱりこれも、さっぱりした気持ちになりたいからウケているのだと思われます。最近は糖分の入っていない炭酸水も多く販売されていますね。

■バヤリース
残念なことに沖縄バヤリースが昨年にその歴史に幕を閉じました。
沖縄のバヤリースの面白かったのは、果汁の割合が違う商品が売っていたこと。
果汁10%と20%は別商品でした。

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■ヒラミジュース
ヒラミジュースとは、シークァーサージュースのことです。
昔は原液を水で割って飲むものというイメージがありましたが、最近は観光客向けに、また手軽に飲めるようにと簡単にペットボトルでほどよく作られたものが販売されています。独特の味わいであるため、好き嫌いが別れるようです。

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■ルイボスティー
ルイボスティーはノンカフェインのお茶で副作用的なものが無いとして、健康ブームに乗って人気が出るようになりました。赤ちゃんや妊婦の方でも安心して飲めるお茶として知られています。また、ミネラル分が他のお茶に比べて多めで、汗でミネラル分を失いやすい沖縄では重宝されています。

飲み物あれこれ

沖縄では飲み物に関して面白いエピソードがたくさんあります。

■とにかく量が多い。
自動販売機を見てみると、500mlのロング缶がずらりと並んでいます。これは他の都道府県にはあまり見られない特徴です。そして、学生たちが1リットルの紙パックを持って飲み物を飲んでいる姿もよく見かけます。

暑い沖縄では、とにかく飲み物をたくさん飲みたくなるのでしょうね。

■缶ジュースは箱で買う
一箱24缶入りの缶ジュースがスーパーなどで常時販売されています。

これは沖縄は親戚関係の集まりや祝い事が多く、たくさんの人が集まるため、いつでも飲み物が出せるようにと準備しておく家が多いからです。特に、子供たちはお茶やお酒よりジュースを飲みますから、子供たちを歓迎しているという意味合いがあります。

■自動販売機の不思議
沖縄には他地域には見られないメーカーの自動販売機も多く、価格設定もオーナーさんやメーカーでまちまちで、50円くらいで売っているものもあります。また、商品をあえてはっきり明示しないで宝くじのようになっている自動販売機もあります。

面白いものでは、地元のサッカーチームであるFC琉球を応援するために、自販機で購入した額の一部がFC琉球に寄贈されるという応援自動販売機もあります。

沖縄料理は豚肉なしには語れない

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沖縄料理は豚肉なしには語れない

沖縄料理と言えば、豚肉なしには語ることができません。

戦前は滅多に口にされなかったそうですが、戦後になって食されることが増えてきたそうです。

沖縄は米国的な食文化を多く取り入れていますが、こと食肉に関しては米国のように牛肉や鶏肉が多くはならず、豚肉が主な畜産肉となっています。これは沖縄における育てやすさや費用対効果という面が一番の理由だったのではないかと管理人は思っています。

豚肉料理の種類も非常に多く、ありとあらゆるところが食されるように料理方法も開発されていて、鳴き声以外は全部食べると形容されるほど無駄なく豚一匹を骨から皮まで食べきるのです。

豚肉に含まれるビタミンB1などの栄養素は夏バテに効果的と言われますが、自然と食事についても環境に適応するためのものが選ばれているところに、自然の摂理の素晴らしさを感じざるを得ません。そして、豚肉に含まれるたんぱく質、コラーゲンが美男美女が多いといわれる(?)沖縄の美容を支えているのではと考えられます。

「あぐー」とは何か

沖縄では、ブランド豚を作る試みがずっと行なわれてきています。

その中でも代表格が「あぐー」です。観光地ではこの「あぐー」表記の無い料理店は無いのではないかというくらい、地域としてもプッシュしている人気ブランド。

あぐーは沖縄固有の希少な種であり、霜降り肉で脂身に特にうまみがあると言われます。ただ、小型種なので一匹から多くの肉が取れないのですが、その肉質は非常に良いとされています。沖縄料理は豚肉を焼くよりも、蒸したり煮たりすることが多く、脂身も食べる機会が多いため、脂身に強みがある「あぐー」は沖縄料理に最適なブランド豚といえます。

鳴き声以外は食べられる?

沖縄では豚は「鳴き声以外は食べられる」とよく言います。ひづめも食べられないと言いますが、食べられると主張する人もいるそうです。内地(本州)ではなかなか見られない、特徴的な箇所を紹介しましょう。

■ソーキ(あばら肉)
沖縄ではポピュラーなソーキですが、豚のあばら肉を指す言葉です。他の国の言葉で言えば、スペアリブとかカルビとか。

諸外国のものと比べると、軟骨や脂身の部分が少し多いのが沖縄のソーキの特徴です。
スーパーでは適度な大きさに切り分けられ、冷凍されたものが大きな袋で販売されていることが多いです。

圧力鍋で煮たり、時間をかけて煮込まれます。
ソーキ汁としてお祝いや家族親戚が集まる場で振舞われたり、日頃からソーキ側として沖縄そばの上に乗っていたり、近年は骨を外して崩したソーキ丼などのメニューがあって、ソーキだけでもいろんな食べ方があって楽しいです。

■三枚肉
三枚肉とは、沖縄においては豚のあばら骨周囲の肉、またそれを加工して作った料理を指します。

赤みと脂身が交互に三層をきれいに作っていて三枚を重ねたように見えることから三枚肉というそうです。

沖縄においては、一定の厚さに切り分けて甘辛く煮付けたり、蒸して食べたり、サイコロ上にしてラフテー(角煮)にして食べたりしています。柔らかく、甘く煮付けられた脂身の部分は子供たちや女性に特に人気があります。

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■ミミガー(耳)
豚の耳です。軟骨のように、コリコリしていて歯ごたえが面白いので、酢醤油で合えて、おつまみなどによく使われます。

最近は加工品の原料として使われて、新商品が次々と出てきています。

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■チラガー(顔)
チラ(顔)のこと。
中高生のスラングで「チラよ!(お前の顔が悪い。お前の顔が気に入らない)」というように言ったりしているのをよく聞きますが、そのまま顔です。

食べ物でもありますが、どちらかというと縁起物の部類として顔の皮がそのまま飾ってあることが多いです。

個人的には飾り物としては怖いのであまり嬉しくないのですが・・・昔は鯛のおかしらみたいな感覚だったんでしょうね。

■てびち(豚足)
てびちは有名になりつつありますが、いわゆる豚足。足てびちと言ったりします。

ソーキなどの肉に比べ、豚の皮から出る脂身が非常に多いのが特徴です。その見た目や独特のにおいから、以前は男性がお酒を飲みながら食べるのが主でしたが、コラーゲンが美容の分野で注目されるようになってから女性にも人気が出てきています。

意外にも、カロリーは赤身の肉よりも低いそうです。

■中身(中味。内臓)
中身というと豚の内臓一般で、胃でも腸でもまとめて中身と言うことがほとんどです。中味とも言います。

沖縄のお祝い事における、代表的料理のひとつ中身汁はこの内臓をカツオだしで煮込んで作ります。

食感がコリコリしていて、少し固めなので圧力鍋で煮込んだり、時間をかけて煮込まれます。

最近は中身汁だけではなく、「中身そば」などの派生系も出てきているので、言葉を知らないと「?」になってしまいますね。

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その他、豚肉に関する話

■ 沖縄は豚肉の消費量がなんと全国2位だそうです。また、ベーコンやランチョンミート(沖縄ではポークという)の消費量は全国1位と、非常に多くの豚肉を食べる文化になっています。

■ 沖縄では、お祝い事の際に豚をほふって(屠殺して加工して)食べる風習が各地にあります。お祝い用の豚の丸焼き専門店も数は減っていますが今も需要があって残っています。こうしたお祝いの風習は台湾や韓国にもあるそうで、中国の文化が伝わってきたものだろうと考えられます。

■ 面白いブランド豚の名前に「琉美豚」というのがあります。読み方は「りゅうびとん」で、その音から「ルイ・ヴィトン」を連想させ、高級な雰囲気を出すことに成功しています。最近は流通量が減っていますが、歴史あるブランド豚で非常に美味です。

その他にも「パイナップルポーク」とか「ウコン豚」とか、主な飼料から名前がついたものもあります。

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【参考】

Wikipedia 「沖縄料理」

沖縄アグーブランド豚推進協議会

僕らはみんな豚を飼う 「沖縄県内の銘柄豚肉ブランド」

沖縄の守り神「シーサー」は人気者

笑顔のシーサー

シーサー!本格素焼き琉球シーサー赤青(ペア)3度焼きの拘り!大変珍しいですよ♪

沖縄一有名な守り神「シーサー」

沖縄といえば、シーサーを思い浮かべる人も多いはずです。

沖縄において、シーサーはただの狛犬、獅子をかたどった置物ではなく、魔よけの守り神です。沖縄に古来から生きていた生き物や妖怪の類でもありません。

「結局、犬なのか?ライオンなのか?」と聞かれることもあるのですが、私はもう「シーサーです!」と答えることにしています。それで何故か納得してもらえるくらいに、シーサーは沖縄のもの(?)として知られています。

近年、このシーサーを愛嬌たっぷりなデザインにして癒し系グッズとして扱われている場合もありますが、元々は災いを退け福を招き入れるという意味のある守り神。その意味をわかって贈り物にはしてほしいなぁと思います。

・・・とは言うものの、私の知人の韓国人の女の子はシーサーが可愛いと言ってシーサーグッズをおみやげに大量に買って国に帰っていきました。時代が違うんでしょうか(笑)。

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シーサーの起源

沖縄県の八重瀬町には沖縄最古のシーサーがあり、これがシーサーの起源であるといわれています。

このシーサーは旧・東風平(こちんだ)町の富盛(ともり)という地にあるシーサーです。

このシーサーにまつわる伝説があって、この富盛という村が何度も火事に見舞われた時期が17世紀の終わり頃にあったそうです。それで村人が風水師に相談したところ、「村の近くに火山(いわゆる火山ではなく、風水的に火を招く山)があるから火事が起こる。シーサーを作ってその山に向けておけば、災いから逃れることができる」と言われて作ったものが最初のシーサーなんだそうです。それから、村では火災がぴたりと止んだとか。

そのシーサーは、今も八重瀬岳に睨みを利かせています。

戦時中にたくさんの銃撃を浴びながら兵士たちの盾にもなったため、体にはたくさんの銃痕があるそうです。それでも壊れることなく、今も人々を守り続けてくれています。

シーサーの形状、置き方

シーサーには、決まった置き方があります。
とはいえ、必ずしもこれを守らないといけないとか、そう置いてないものはいけないということではありません。

上記の富盛のシーサーのように、元々は単体で置かれるものでしたが、時が流れるに連れてニ匹を一対として置くことが増えてきました。これはおそらく、守り神として門に設置する際に、二匹置いた方がバランスがよかったからではないかと思います。仏教の阿吽の影響を受けてか、口を開けた方を向かって右側に、口を閉じた方を向かって左側に置きます。口を開けた方がオスで、口を閉じた方がメスと言ったりしますが、左右も雌雄も逆の場合も多く、定説がありません。

ちなみに、シーサーはケンカしないらしく、何対置いても大丈夫だそうです。

シーサーは門の上に設置したり、床の間に設置したり、屋根の上に設置したりしますが、外に設置する際は台風や雨風にさらされますので、コンクリート用のボンドやテープで接着することをオススメします。時々、設置が甘かったものが台風の後に落ちて無残に割れているのを見かけます。通りに落下したり、破片が散らばっていると危ないので、そうしたことが無いように設置は頑強に行なってもらえたらと思います。

シーサーに関するちょっとした話

■金持ちが設置するもの
昔は貴族だけがシーサーを家に置いていたといわれています。

元々、瓦を作った材料の余りで作ったのが始めと言われており、瓦と同じように赤土だけで作ったり、釉薬などを混ぜて陶器のように作ったりしていました。最近は粘土などで簡単に作って色をつける場合も多いですが、やはり伝統的なシーサーは陶器で作られていたり石を彫り込んで製作されています。

かつては、一般の民衆は瓦屋根の家を作ることが許可されておらず、一部の裕福な人々だけに許可されていました。そのため、一般の人々にはシーサーを作る機会も置くところもなかったのです。

明治時代に入ってから、一般の民衆にも許諾されるようになって、男性たちはよく働いて稼いで、瓦屋根の上にシーサーを乗せることが「できる男」の証になっていきました。

 

■着せ替えシーサー?
最近は癒し系キャラクターとしてもその実力を見せつつあるシーサーですが、時々、いろんな服を着せられているのを見ます。

街中ではクリスマス前はサンタ服を着せられていたり、観光地では琉装を着せられたり、海に行けば海パンにサーフボードを持っていたりするのを見ます。

おみやげ品としても、キティちゃんやルフィの服になっていたりもして、着たり着られたり忙しいのが人気者の辛いところだなぁと思います。

 

■利きシーサー?
シーサーも守り神とはいえ、人間が作る工芸品ですから、当然、作家さんがいます。
見る目の肥えた人は、シーサーの顔が分別でき、その顔の造りから作家さんを言い当てることもできるそうです。

そして、「どこどこのあのシーサーが一番カッコいい」「いやいや、どこどこがカワイイ」「~さんの家とウチの家のシーサーは多分兄弟だ」というようなシーサー談義が終わることなく続いて行くそうな。

管理人は修行が足りないため、よっぽどでないと同じ顔にしか見えません・・・。

■沖縄県庁のシーサー
沖縄県庁には、正面の外から見える位置にシーサーが置いてありますが、皆、微妙に見ている方向が違います。

これは「沖縄の全部を見渡して守っているよ」という意味なんだそうです。へぇ~。

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【参考】

Wikipedia 「シーサー」