沖縄みやげの顔といえば「ベニイモタルト」

沖縄みやげの顔といえば「ベニイモタルト」

「ベニイモタルト」とは?

ベニイモタルトとは何でしょうか?見慣れない表記に見えますか?「紅いもタルト」や「べにいもたると」のほうがよく見るかもしれませんね。

ベニイモタルトは、沖縄特産の紅芋を利用して作ったタルト菓子で、年間に3000万個以上も食べられています。沖縄のおみやげお菓子の中でも、ちんすこうと並ぶ看板メニューなんです。

しかし、ベニイモタルトには、「紅いもタルト」もあれば「べにいもたると」もあります。実は、これらはすべて商品名なのです。なので、適当に表記しちゃいけないんですね。

こうした「ベニイモタルト」に類する商品が実は20種類近くあると言われているのです。おそらく、どう表記しても完全に中立にはならないということをここでお断りさせていただいたうえで、カテゴリとしてベニイモタルトとさせていただければと存じます。


元祖のベニイモタルトは?

沖縄では菓子メーカーの大手として老舗となっている「お菓子のポルシェ」がベニイモタルトの元祖といわれています。このメーカーが販売しているのが「紅いもタルト」です。

お菓子のポルシェでは、沖縄県産の紅いもを利用したお菓子をおみやげとして売り出したいという思いから紅いもタルトを生み出しました。知名度を上げるために広告も数多く打ち出し、菓子の生産工程を見学させながらお菓子の販売まで行なう御菓子御殿という施設を県内にどんどん建てていきます。

そうした努力もあって紅いもタルトはお土産品として抜群の地名度を持つようになり、その品質は広く認められてモンドセレクション金賞をはじめ、数多くの賞を毎年受賞するようになります。

しかしその一方で類似商品も増えました。

あるときに、類似商品を売り出していた他メーカーに対して訴訟を起こしましたが、ベニイモタルトはちんすこうと同じく各種メーカーの生産努力と広報努力によって今の人気になったため、ひとつのメーカーが独占的に扱うべきでないという結果になりました。

紅いもタルトとして商標登録がされているものでもないので、多くのメーカーが結局、販売するようになっています。御菓子御殿の紅いもタルトには「元祖」の文字が躍っていますが、これは最初に作ったのは私たちだ!というプライドの表れなのですね。

とはいえ、当然他メーカーも負けず劣らずの品質、ユーザー目線の商品を出しています。選ぶ際は直感で気に入ったのを買って間違いないと思います。


ベニイモタルトの作り方

タルト生地に餡を流し込んで作ります。
この餡の製法が各メーカーで違っていて、クリームの種類、紅芋の量など細かいところで勝負しています。なかなか差がつかないので、最近はパッケージの進化もすごいです。

恩納村の御菓子御殿では、自分で紅いもタルトを作る体験もできます。御菓子御殿の中には、出来立ての紅いもタルトを食べられるお店もあります。

ベニイモタルトはタルトです

おみやげ用にお菓子として販売されていることが多いベニイモタルトですが、ケーキ屋さんで売られているのタルトが元になっています。

ですから、県内のケーキ屋さんにいくと、お菓子サイズのものよりもふた回りくらい大きなサイズで紅芋のタルトが販売されている様子をよくみかけます。それぞれのお店で趣向を凝らしたベニイモタルトが食べられるのは沖縄県だけです!

沖縄では現地の人たちもカフェをよく利用しており、ケーキの食べられるカフェの中には美味しいベニイモタルトを提供しているところもあります。私も先日、妻とランチした先でデザートにベニイモタルトが出てきました。お菓子のベニイモタルトで終わらず、ぜひカフェめぐりもしてみてくださいね。

【参考】
Wikipedia 「お菓子のポルシェ」
御菓子御殿公式Webサイト

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