沖縄の人気おみやげ菓子「サーターアンダギー」

沖縄の人気おみやげ菓子「サーターアンダギー」
 

沖縄の人気菓子「サーターアンダギー」

ちんすこうと並んで沖縄のお菓子で最も有名なのがこのサーターアンダギーです。

サーターアンダギーとは砂糖を意味する「サーター」と揚げ物を意味する「アンダギー」をつなげた言葉。方言が禁止された時代のおばぁたちは時々「砂糖てんぷら」と言ったりします。最近は砂糖てんぷらはあまり耳にしないので、少しさびしい気もします。

見たことも食べたこともない人には、「沖縄風ドーナツ」と言った方がわかりやすいかもしれません。ミスタードーナツにDポップというドーナツがありますが、あれのプレーン味をゴルフボール~テニスボール大にしたものだと思えばいいでしょう。最近は女性も食べやすいようにもっと小さいサイズのものも出ていますね。

一般のスーパーなどでも勿論購入できますし、家庭でも簡単に作れます。また、てんぷら屋さんでも販売されています。

ちょっと寄り道:沖縄の「てんぷら」事情

本題とはそれますが、少し沖縄のてんぷらについて紹介したいと思います。

沖縄のてんぷらは本土のてんぷらとは違い、庶民が気楽に食べるものです。材料も安価なイカや魚、野菜などが多く、おやつ感覚で食べたりもします。ひとつ30円~100円くらいが多いですね。学生が学校帰りにてんぷら屋さんで買い食いするというのも沖縄では割と見られる光景です。

サーターアンダギーも、そういうてんぷらの仲間として扱われているのかもしれませんね。

NHKの朝のドラマ「ちゅらさん」で一躍全国区に。

さてサーターアンダギー。昔から食べられていましたが、全国的に知名度を大きく上げたのは、NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」の影響が大きかったといわれています。

2000年代前半は沖縄サミットなどもあり、沖縄への関心が全国的に高かった時期ですね。

子どもから大人まで大人気で、お茶やコーヒーにも合う人気者、それがサーターアンダギーなのです。

 

サーターアンダギーは縁起がいい?

はい、正解です。

昔からサーターアンダギーは縁起物として尊ばれていました。

というのは、生地を球状に丸く成形して油に入れて揚げるのですが、表面から熱されて固まっていき、その後、内部が熱をだんだんと受けて膨張していくため、球状の表面が割れます。その時の様子が花が開いたように見えるということで、縁起が良いと言われ、お祝いごとや結納(形が女性を象徴するとも言われているそうです)などの際に用いられました。

同じ材料で同じように作る三月菓子(サンガツグァーシー)というのもありますが、こちらは生地を球状にではなく棒状にして切れ目を入れて揚げます。こちらも同じようにお祝いの席などで縁起をかついだ御菓子としてよく見かけます。かっこよく言えば、こちらは沖縄風フィナンシェといったところでしょうか。

名前の由来は、旧暦三月三日のハマウリ(浜下り)の行事の際に食していたことから。三月のお菓子の意。

サーターアンダギーあれこれ

最近はサーターアンダギーも、ドーナツ感覚でいろんな味があります。

普段みかけるサーターアンダギーはキツネ色をしているかと思いますが、これは白い砂糖を使って作ったもの。この砂糖を黒糖にして作ると、より濃い茶色のサーターアンダギーになります。

そして、最近は紅いもを織り込んだり、パイン果汁を織り込んだもの、チョコでコーティングしたものがあったり、いろんな食べ方があります。
沖縄のホテルのバイキングに行くと、チョコレートフォンデュにつけてサーターアンダギーが食べられるお店もあります。

そして、最近の傾向としては小型化です。昔ながらのテニスボール大のものは女性たちには食べにくく、特に口元が汚れてしまうので敬遠されがちです。そこでピンポン玉を一回り小さくしたようなサイズのサーターアンダギーが登場していて、一口で軽く食べられるものも登場しました。喫茶店でお茶受けとして出てくる場合もありますね。

ここ数年はめったに見かけなくなりましたが、街中でおばあさんがカートを引きながらサーターアンダギーを販売していることがあります。急に話しかけられるのでびっくりするかもしれません。これはおばあさんのお小遣い稼ぎでやっている場合が多く、観光客に高く売りつけることがあるので気をつけてください。私も数年前に声をかけられましたが、ビニール袋に詰めた大きめのサーターアンダギー8個で500円と言われました。普通にお店で買えばおそらく250~300円程度のものです。おみやげ品としてはパッケージ代や、保存のための真空パックなどが必要なのでその価格でも納得できますが、ただのビニール袋で包んだだけなので割高ですよね。

【参考】
Wikipedia 「サーターアンダギー」

コメントする

*
*
* (公開されません)

>>レキオストリートのおすすめ沖縄みやげはこちらから(随時更新)